悪質!AERA「防衛省に通告したのに回答がなかった!自分たちは正しい!」と珍言い訳 → 午前1100過ぎに情報を入手したとし、夕方1703に記事を公開しているけど、まさか最長でも6時間以内で回答求めたの??
AERAが防衛省の抗議を受けて言い訳を公開した。
何でもAERAは「事前にシステムの脆弱性について防衛省、システム委託先に見解を求めたが回答はなかった。だから公開した。」と言うのである。
しかし、だ。
元々のAERAの記事では5月17日1100の予約開始直後に情報を入手したとし、掲載時間は1703分となっている。つまり、AERAの記事を信じるとすると、1100過ぎに情報を入手し、それから防衛省へ質問し、1703に掲載したと言うことになる。つまり長く考えても6時間以内での回答を迫っていたと言うことになる。
これほどの重大問題をたった6時間では改善は当然ながら回答すら不可能だ。AERAの言い訳を絶賛する人々には残念だろうが、さらにAERAの悪質さが明らかになったと言うことである。
悪質!AERA「防衛省に通告したのに回答がなかった!自分たちは正しい!」と珍言い訳
AERAは5月19日に防衛省の猛抗議を受けて、「見解」と称する言い訳記事を配信した。
そこでは「事前に防衛省とシステムの委託先の会社に見解を求めたが、明確な回答は得られなかった」と言うのである。
しかし、だ。
それが事実だったとしても前述のように最大でも確認から6時間以内で公開だったとしたら大問題なのである。しかもワクチン作業で防衛省は猛烈に忙しいだろう。
では、ここで元々のAERA.dotの記事から関係する部分を引用しよう。
AERA「17日午前11時の開始直後に情報を入手した!」 → 記事の公開は同日17時過ぎ!!たったの6時間では改善どころか、回答は不可能ですよ!!
まずAERA記者が情報を入手したのは5月17午前11時過ぎとなっている。
接種予約は17日午前11時の開始(中略)予約が始まった直後、「ワクチン予約に大変な欠陥が見つかった。システムのセキュリティが機能していない」(防衛省関係者)という情報が飛び込んできた。どういうことなのか?。
記事の公開は同日の17時3分である。
つまりAERAの記述を信じるならば、最初の情報入手から最長でも6時間以内で記事にしている。
言うまでもないが、この間に防衛省や受託企業に取材を行ったと言うことになる。最長でも6時間以内でこれほどの重大事の回答を求める方がどうかしている。
しかもこんな短時間ではシステムを改善する時間もない。ガンダムSEEDの主人公のようなミュータントでもない限り無理だ。AERAは防衛官僚や自衛官を遺伝子改造でもされた超人だとでも思っていたのか??
いったいAERAの言う“公益性”とは何なのか???なぜ数日、いや1日でいいから待てなかったのか???もし6時間以内で公開したのなら、問題を解決する気がなかったからだとしか思えない。そんなに特ダネを早く公開したかったのか???
しかもAERAはこの最長でも6時間以内の間に防衛省や受託企業が「確認中」「担当者がいない」と回答していたのに、それを待たずに大公開!?
そして、AERAが何時に行ったかは不明だが、その予約開始直後の情報を受けて、実際に欠陥を確認した後に取材したと元々の記事で書いている。
防衛省にさっそく取材を申し込むと、以下の回答がきた。
「現在、担当部署に確認している」
(中略)
マーソ社にも取材を申し込んだが、「担当者が不在で対応できない」との回答だった。
この部分を見ると、防衛省は事実関係を確認中とし、受託企業も担当者が不在としていたのに、その回答でAERAが公開してしまったことがわかる。
なぜ防衛省の正式な回答を待たずに、大混乱させる手口をご丁寧に紹介してしまったのか???この行為だけでも公益性はない。防衛省が一週間以上も正式な回答しないのならばともかく、“確認中”との返答で本件のような命にかかわる問題を公開してしまうのは大問題だ。
このようにAERAの主張を整理すると最長でも6時間程度の時間的余裕しかなく、しかも「現在確認中」とした防衛省の正式な回答を待たずに、人命がかかわっているワクチン接種の妨害の恐れのある記事を公開したことになるのである。
AERAの説明は説明になっていない。説明責任を果たすべきである。