批判ばかりの日本医師会の統一された意思は五輪中止??本当に医師会全体の意思なの?一方、日本薬剤師会は、会長も地方組織も「役割を求められれば、逃げたりはしない」とワクチン接種に大貢献へ!!日本医師会は解散するべきでは???
日本医師会の惨状は酷い。足並みが揃っているのは東京五輪についてぐらい。本業を忘れ政治家気取りの医師会会長らが目立つばかり。
一方で日本薬剤師会は会長も地方組織も素晴らしい。打ち手不足を解消するために、検討対象にあがった薬剤師のトップを務める日本薬剤師会の山本会長からは、「役割を求められれば、逃げたりはしない」と頼もしい一言が飛び出した。国民のことを向いた発言だ。
山本会長の発言を受けてか、地方の薬剤師会会長も打ち手について言及したが、それがまたしても頼もしいのだ。
存在感、そして期待が日に日に増す日本薬剤師会。一方で日本医師会は堕落の一途。もはや菅政権は打ち手に薬剤師を加えるべく法改正を行うべきだ。
菅政権は薬剤師らの熱き思いにも是非応えるべきである。
医師会が結束しているのは反東京五輪だけ???
具体策も提示せず、批判ばかりの医師会。そんな医師会が一致結束しているのは、東京五輪の中止についてだ。
日本医師会の中川俊男会長は14日の会見で、開催まで100日と迫った東京五輪・パラリンピックについて「日本医師会長としての発言はございません。個人的には、いろんな思いはありますが、ここでは差し控えたい」とした。これまでも大会開催の可否をめぐって、中川会長は慎重な立場を示していた。
五輪開催の是非を巡っては、東京都医師会の尾崎治夫会長が前日13日、緊急記者会見で開催可否について「さらに厳しい状況」とし「従来通り、開催するオリンピックは例え、無観客であっても今の時点でなかなか、難しい」と、否定的な見解を示していた。
東京都医師会の尾崎会長が否定的な発言をした東京五輪の開催。その発言の翌日に行われた日本医師会の中川会長の発言は、尾崎会長の発言を否定するものではなかった。
さらに、今月に入ってからは、大阪府医師会の茂松会長までもが東京五輪に批判的な発言をした。(参考)
医師会の役割は、東京五輪の開催可否を検討することではない。政治家気取りの医師会の会長は自身のやるべきことさえも見失っている。
さらにだ。中川会長に至っては、自身が理事長を務める病院でクラスターが発生したのだ。(参考)
クラスターが発生したことを責めるつもりは毛頭ない。ただ、もう誰も日本医師会の中川会長の言葉に耳を傾ける者はいない。
日本薬剤師会会長と同じく、頼もしい地方の薬剤師会会長!!
一方、打ち手の対象として検討されていることが明らかになってから、日本薬剤師会の山本会長の動きは迅速だった。
あくまで「検討対象」になった段階であるにも関わらず、打ち手になるためのカリキュラムの検討に入ったのだ。さらに山本会長は、「役割を求められれば、逃げたりはしない」と語り、日本薬剤師会が新型コロナと戦う意思を明確にした。
山本会長の意思はわかった。地方の薬剤師会はどのようなスタンスなのか気になったが、山本会長と同様に頼もしいものだった。
【山形県薬剤師会 岡崎千賀子(おかざき・ちがこ) 会長】
「今 コロナ禍で求めがあるのであれば、ぜひ我々も力を発揮したい、活躍したいと考えている」(中略)
【山形県薬剤師会 岡崎千賀子 会長】
「諸外国では、薬剤師が薬局でワクチンを接種することも普通に行われていますし、イギリスではボランティアがワクチンの打ち手になっている」「要請があり、法的な整備が整ったらするべきだと考えている」「なるべく早く、希望する多くの方がワクチンを接種する、その助けになればと考えている」
山形県薬剤師会の岡崎会長は、打ち手としての経験が当然ないことを不安とも語っていたが、日本薬剤師会山本会長と同様に「ぜひ我々も力を発揮したい」と頼もしい発言をしている。
全国組織と地方組織が、これほどまでに、新型コロナに打ち勝つための協力をしたいと姿勢を明確にしているのは、素晴らしいの一言だ。
期待が高まる薬剤師会とは裏腹に、失望しかないのが医師会だ。
頼もしい薬剤師会、失墜する医師会の信用。政府与党には、医師会に遠慮することなく、やる気に満ち溢れている薬剤師会に、法改正をし、協力を仰ぐべきだ。