安倍前総理、岸田文雄氏を次期総理候補ナンバーワンだと示唆!!一方、メディアは「安倍再々登板待望論の出所は「ほとんど本人とその周辺」だゾォ!」と大珍説!!
安倍前総理は、あくまでも菅総理を今は支えるべきと前置きしたうえで、次期総理候補を4人挙げた。そして、そこにおける安倍前総理の表現を見ていくと、意中の人物は岸田氏しかいないことがわかるのである。
一方、写真週刊誌フライデーは「安倍再々登板待望論の出所は「ほとんど本人とその周辺」だゾォ!」等と大珍説を披露し、メディアの愚かさを示した。本当に浅はかだ。
大宰相の安倍前総理、岸田文雄氏を次期総理候補ナンバーワンだと示唆!!
大宰相の安倍前総理は5月26日発売の「月刊HANADA」掲載のインタビューで、政権には春も冬もあるのだから、よくやっている菅総理を与党は支えるべきだと強調した。
その上で、安倍前総理は次期総理候補として、茂木敏充外相、加藤勝信官房長官、下村博文政調会長、岸田文雄前政調会長の4人を挙げ、一部で取り沙汰されている自身の再々登板は否定したのである。
その際、安倍総理は、茂木外相は「誰もが手腕を評価している」と能力と実績を評価、加藤官房長官は「アピールをせずに黙々と仕事をする珍しい政治家」と仕事ぶりを評価、下村政調会長については「政調会長として党務で頑張っている」と仕事を評価、岸田氏は「誠実な人柄で外務大臣での実績は評価されている」と実績、能力、人柄を評価した。
ここでわかるのは、人格・能力・実績の全てで安倍総理が評価しているのは、岸田氏だけだと言うことだ。
まさに安倍前総理が菅総理の次を担うべきとしているのが、岸田氏なのだ。
しかし、それなのに、メディアは「安倍が菅の次をやりたがっているゾォ」等と書き立てるのである。
メディアは「安倍再々登板待望論の出所は「ほとんど本人とその周辺」だゾォ!」と大珍説!!
写真週刊誌フライデーは5月25日、「安倍再々登板待望論の出所は「ほとんど本人とその周辺」だゾォ!」と大珍説を掲載した。
この、まさかの「安倍待望論」の出所を探ってみると、じつはすべてが「安倍自身の仕掛け」だった。わざわざテレビに出演して菅首相を支持してはいる。が、よく聞くと、憲法改正に言及しないうえ、あっけなく「赤木ファイル」の存在を認めた菅を、安倍氏は相当不満に思っているようだ。
いきなり「だった。」と断言しながら、その根拠は「ようだ」と印象論でする狡さ。
菅首相の足らざるを指摘するように、「半導体議連」最高顧問、「原発リプレース議連」顧問などに就任し、ますます政治活動を活発化させているのは、菅首相に対する「これではダメだ」というメッセージと見える。
意味不明。元総理は蟄居していろとでも言うのか???
その理論で行けば菅直人元首相は枝野代表に不満と言うことになる。どうして安倍前総理が議連を作ることが菅総理への不満なのか意味不明だ。
昨年9月に、汚名にまみれて辞職したばかりの安倍前首相人気が、党内でも衰えていないというか、復活しつつある。
意味不明だ。安倍政権最後の世論調査の支持率が爆増したことを覚えていないのか???退陣表明後に71%が実績を評価し、内閣支持率は62.4%にまで跳ね上がった。こんな政権は前代未聞だ。
このように安倍前総理は惜しまれつつ退陣したのであり、多くの国民が再登板を願っているのである。左翼の皆さんだって本音では戦いたいから再登板してほしいであろう。強敵は望むところだろう。
しかしフライデーは珍説に珍説を重ねるのである。
そもそもの「待望論」の出所は本人だが、その「掛け声」に釣られるように、党内でもじわじわと「再々登板」の可能性が囁かれ、その報道からうっすらと「次は安倍でいんじゃね?」という世論が形成されていく。
一向に本人が出所と言う客観的な根拠が示されないままに珍説記事は終わるのであるが、これがメディアの悪質さなのだ。