矛盾!5月31日の枝野代表「7月末までで接種が終わるのは高齢者のみ。これでは意味がない!」→ 昨年11月の立憲民主党議員「人種差によるもの、直接的な副反応以上にリスクが拡大していくことも懸念される」と慎重論を展開!!
総選挙を前に焦っている人物がいる。
野党第一党の立憲民主党の党首の枝野代表だ。総選挙がある年だというのに、今年に入って暴走ばかりの立憲民主党、そして枝野代表。
定例の記者会見を開いた枝野代表だが、そこでは野党第一党の党首とは思えない無責任な会見に終始した。
枝野代表をはじめ、立憲民主党の大幹部が口を開くほど支持率が低下する。総選挙直前には支持率がゼロに近いことは容易に想像がつく。
記者会見で吠える枝野代表、そこには野党第一党の党首の姿はない!!
結党以来、支持率が上がることのない立憲民主党。前回の総選挙では「枝野ブーム」とやらで議席を獲得できたが、とうに「枝野ブーム」は去った。
つまり、枝野代表率いる立憲民主党が国民の審判を受けるのはこれが初めてなのである。
初めての審判を前に、枝野代表は懸命にアピールしているが、悉く中身がない。
5月31日に開催した定例会見でも、いつも通りの批判に明け暮れていた。
現在の緊急事態措置の期限(6月20日)が切れる前の6月16日に、国会が閉会するスケジュールとなっていることについて、枝野代表は「さらなる宣言延長が必要であるのかどうか。あるいはこの延長に伴う対策などについて、何ら示されていない。また感染が収まっていない場合、あるいは第5波が生じた場合に対する迅速な対応などを考えると、国会を閉じることは全く理解不能だ」と政府の対応を強く批判しました。
国会の会期について言及した枝野代表。だが、騙されてはいけない。立憲民主党が通常国会を通して新型コロナウイルスを議論してきたのかというと決してそうではない。
批判できる道具を見つければすぐに飛び乗る。これが通常国会で見てきた立憲民主党の姿勢だ。
それにだ。立憲民主党の議員で質疑中に居眠りしている者までいる。
【眠りの哲郎】
これはセーフ…❓ https://t.co/dt90kJoNcE pic.twitter.com/SDOPU6J1mf
— ピーチ太郎2nd (@PeachTjapan2) May 26, 2021
居眠りしていたのは、立憲民主党の大幹部、福山哲郎幹事長だ。しっかり審議をしているなら、会期延長論に耳を傾けることもあるかもしれない。
しかし、だ。新型コロナウイルス対策の建設的な議論もせず、はたまた居眠りもしているようなら、国会を閉じた方が、血税を無駄にしなくて済む。
五輪、ワクチンにも噛みつく枝野代表!!
批判に明け暮れる枝野代表だが、さらに東京五輪、ワクチンについても批判を展開した。
こうした状況下での東京五輪の開催の是非について記者団に問われると「(中略)美術館も映画館、百貨店も『開かないで』と言いながらオリンピックを開催するというのは、常識では考えられない」(中略)と述べました。さらにワクチン接種の進展が与える影響についても「7月末までで接種が終わるのは高齢者のみだ。これでは意味をなさない」と述べました。
枝野代表は都合の悪いことは忘れてしまうようだ。ワクチンについて、立憲民主党所属衆議院議員らが次のように質問していた。
昨年11月13日の衆院厚労委で、医師資格を持つ立民の中島克仁氏は海外の治験データをもとにワクチン使用を認める特例承認について「人種差を含めてどういう反応になるのか。直接的な副反応以上にリスクが拡大していくことも懸念される」と指摘。共産党の宮本徹氏も同18日の衆院厚労委で「新薬をスピード認可して痛い目にあったことがある。大変な事態が起きない保証はない」と懸念を示していた。
ワクチン接種が進まなかった根幹には、そのプロセスを考えれば野党にも当然責任がある。それにも関わらず、枝野代表は「7月末までで接種が終わるのは高齢者のみだ。これでは意味をなさない」と発言したのだ。
承認に慎重だった姿勢は、今では不都合なものとして、忘れ去ったのか。
枝野代表は、「野党には対案がないというデマを何度となくまき散らされてきたが、政府与党こそ対案がないと強く申し上げたい」と定例会見で強調した。枝野代表らは、対案を出してきた「つもり」なのかもしれない。
しかし、その対案とやらは、メディアにとって対案に値しない陳腐なものだったから報じられなかったのではないか。
支持率が一向に上がらない立憲民主党。枝野代表個人の支持率を上げる方法は、まだある。それは、立憲民主党という極左政党を畳むことだ。枝野代表の手によって始まった立憲民主党を枝野代表自らの手で終止符を打ってもらいたい。