大正論!池上彰氏と杉村太蔵氏が相次いで、東京都が東京五輪の責任者で、政府はバックアップだと指摘!!どうして小池知事はまるで第三者のような振る舞いなの??五輪は“都市”の開催ですよ!!
池上彰氏と杉村太蔵氏と言う相反する立場の人間が、奇しくも同時期に同意見を主張した。
それは東京五輪の責任者は“東京都”であると言うことである。あくまでも政府は補助や調整役なのだ。これは事実だ。
ここで浮かび上がるのは第三者のような振る舞いをする小池知事の無責任ぶりと、政府を批判する人々のお門違いぶりだ。
大正論!池上彰氏「東京五輪の責任者は東京都で、政府は補助や調整役」と指摘!!
テレビ朝日「池上彰のニュースそうだったのか」は5月29日の放送で、珍しく正論を主張した。
五輪とは都市で開催されるものであり、東京五輪の責任者は“東京都”であり、政府はあくまでも補助や調整役、大会組織委員会は運営役だと報じたのである。
これは少し冷静になればわかることだ。そもそも五輪招致は東京都の石原知事が始め、猪瀬知事の時代に成功したものである。つまり東京都が招聘したのだ。政府はバックアップであって、あくまでも東京都が招致し、それに成功し、今日まで準備を主導してきたのである。つまり責任者は東京都であり、現在は小池知事なのである。
それなのに菅総理の「政府として支援に全力を挙げたい」との趣旨の発言を無責任だの矛盾していると叩くメディアや野党は何を考えているのか???しごくまっとうな発言ではないか。
どうして小池知事知に迫らないのか理解に苦しむ。
杉村太蔵氏「政府は主催者じゃない。五輪の意義を訴えるべきは小池知事!」と大正論!!
また、元衆院議員でタレントの杉村太蔵氏も6月12日に読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」で同様の見解を示した。
杉村は、「政府にそれを求めるのは違うと思う。政府は主催者じゃない。本当にやらなきゃいけないのは小池都知事なんじゃないですか」とピシャリ。
「僕が政府の立場だったら、IOCがやっぱりやめますって言ったら『あ、そうですか』くらいの感じで、自分たちに主催する権利があるわけじゃないから。政府はサポート役だから、そこにサポートするのにやらせてくださいっていうのも、なんか力が入りづらいわけですよ。やるんだったら、誘致した東京都がなんでやらないのか」と自身の見解を述べた。
その通りである。
あくまでも東京五輪の責任者は東京都であり、小池知事なのだ。
それなのに小池知事は曖昧な態度で逃げているだけ。無責任な態度で、五輪の意義を正面から訴えるべきなのにそれから逃げている。これは菅政権を批判する政争の具に五輪を使っている勢力も同様だ。
何故、小池知事に五輪中止や説明を求めないのか???これでは政争の具にしていると言われても仕方がない。
このように五輪中止論はその発想からしてお門違いなものなのだ。