徳島で珍事発生中!飯泉知事、内藤徳島市長が二人揃って疑惑発覚!県知事と県庁所在地市長のダブル疑惑は前代未聞!!有権者の目が問われる事態に!
地方自治体の首長の「疑惑」が、大々的に全国メディアで報じられることは少ない。
だが「疑惑」がないのではなく、実際のところは、地方自治体の首長にも「疑惑」はある。徳島県の飯泉嘉門知事には、「とくしま記念オーケストラ事業」、通称「記念オケ事業」で疑惑が噴出しているのだ。
更に全国最年少の女性市長、内藤佐知子徳島市長にも、権力を監視する役割を担っている記者との関係が「疑惑」として報じられている。
県知事とその県庁所在地市長が互いに疑惑を抱えているなど、全国を見渡しても徳島県くらいだ。
徳島の有権者の皆さんに、今、有権者としての「目」が問われている。
飯泉知事は「記念オケ事業」を私的な関係に利用?
徳島県の飯泉知事は、新型コロナによって注目を集めることになった全国知事会の会長だ。新型コロナでは、メディアを通じて威勢の良い発言を耳にする。
だが、そんな飯泉知事の県政運営に目を向けると、大きな疑惑が地元では報じられているのだ。
記念オケ疑惑の最大の謎は、なぜ社員が一人もいない東京の零細音楽プロダクションが演奏会事業で参入し、七年間で約八億円の収入を挙げたのかということだ。その背景として指摘されるのが、プロダクションの女性代表・川岸美奈子氏と飯泉知事との特別な関係だ。
引用元 トリビューン・しこく 川岸を徳島に呼び寄せたのは飯泉か?
この川岸氏は、飯泉知事の任命により、政策参与なっていたのだ。更に政策参与を辞任後、行政連携団体で、演奏会の主催者の公益財団法人のコンサルタントに就任していたのだ。つまり「記念オケ事業」では、発注者の立場と受注者の立場を川岸氏は持って、「記念オケ事業」を手掛けていたことになる。
財団のコンサルタントに就任する前は、飯泉知事の任命で政策参与を務めていた川岸氏。この背景を知れば、県庁職員が異を唱える隙間はなかったはずだ。
トリビューン・しこくによると、飯泉知事は、当該財団に県庁職員を派遣し、川岸氏のサポートをさせていたというのだ、派遣された当時の担当者は「法令違反一歩手前でとどまっていた」とトリビューン・しこくに語っている。
このようなトリビューン・しこくの報道が事実なら、飯泉知事は任命責任を免れない。この「記念オケ事業」では川岸氏が脱税していたことが発覚し、裁判で脱税を認めている(参考)
飯泉知事は、このような事態になっているにもかかわらず、何も責任を取ろうとしていない。
6月に開かれた県議会の代表質問で、川岸氏の供述に基づいた質問が飯泉知事に投げかけられた。その問いに飯泉知事は、東京地検特捜部からお咎めが知事自身、そして県職員にもなかったことを根拠に、手続き上の問題はなかったと強弁している(参考)。
しかし、だ。東京地検特捜部の判断によって、問題がなかった、つまり「白」とはならない。そのことは参議院広島選挙区の例を見れば明らかだ。
参議院広島選挙区では、被買収側の100人全員が異例の不起訴処分となった。買収側と被買収側の双方が起訴されるのが当然の事件だったが、検察官が裁量に基づいて判断したから不起訴になったのだ。
この広島選挙区の例を見れば、いかに東京地検特捜部の判断とはいえ、それが免罪符になることはない。
飯泉知事の強弁はあまりにも稚拙なもの。全国知事会の会長として、政府に新型コロナ対策で要求を突きつける前に、自らの政治責任、説明責任を果たすべきだ。
徳島で起きている首長の「疑惑」はこれだけではない。県庁所在地である徳島市でも「疑惑」があるのだ。
徳島市長と記者との関係をデイリー新潮がすっぱ抜く!
飯泉知事の公私混同っぷりには呆れ果てるばかりだが、更に徳島市民を呆れさせる事態が起きている。その主役は、史上最年少の女性市長になった内藤佐知子市長についてだ。
内藤市長は、史上最年少の女性市長という顔だけではない。政府の「男女共同参画会議」の議員にも任命されている。「男女共同参画会議」の議長は加藤勝信官房長官、そして各省庁の大臣も議員として参加している(参考)。
こうした事実を踏まえると、徳島市民にとって、誇らしい市長であったはずだ。
だが、そこに、デイリー新潮が内藤市長の「疑惑」を報じた。その「疑惑」とは地元紙の記者との関係だ。
市長が公用車やタクシーではなく、自分で自家用車を運転して登庁することがあるのはなぜか。そんな疑義が呈され、議会でも取り上げられる事態となったのだ。
「市長には、行き先を知られたくない“やましい事情”があるのではないか」
そんな噂が市政関係者の間を駆け巡った。だが、内藤市長の「立ち寄り先」は謎に包まれたままだった。
ところが、それがついに判明する。彼女が自家用車で足繁く通っていたのは、徳島新聞の男性記者の自宅マンションだったのである。それも昼夜問わず、その頻度は月10回程度に及ぶこともあった。「権力者」である市長と「権力の監視役」である記者の“深い仲”。その危険な関係を、本誌は「証拠」とともに報じたのである。
(略)
こうして記者との仲をデイリー新潮が報じたが、内藤市長は独身で、何の問題もない。だが記者の方は既婚だったというのだ。
徳島新聞の関係者が声を潜める。
「内藤市長のお相手の男性記者、たしか別の女性と結婚していたはずですよ」
別の関係者が続けて囁く。
「彼(記者)の奥さんは医療従事者じゃなかったかな。彼女の実家は徳島市の中心部から車で30分ほどいったところにあったと思うけど」
(略)
デイリー新潮の報道が事実であるなら、内藤市長の輝かしい経歴など、一瞬で吹っ飛ぶに違いない。デイリー新潮の取材について、内藤市長は無言を貫いているというが、このような「疑惑」に早急に答えるべきだ。
「疑惑」から逃げ、言いたいことしか言わないのでは、政治家として資質がないと言わざるを得ない。
飯泉知事、そして内藤市長には、早急に記者会見を開き、「疑惑」について自らの口で説明責任を果たすことが有権者に対する責任の取り方に他ならない。
知事と市長、2人揃って「疑惑」を抱える徳島。有権者の「目」が問われる異常事態が徳島では起きている。徳島県民と徳島市民に公職者の監視を強く求めたい。