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橋下徹氏「重症者が63人で、医療体制があっぷあっぷするような東京ではダメだ」と大正論!! →「医療が逼迫する事態が想定」と報じたメディアは恥を知るべし!!

東京には4度目の緊急事態宣言が発出された。

緊急事態宣言を発出して減少し、解除して増加を繰り返しているわけだが、メディアはこれを政府の対応の悪さと指摘し、医師会は医療崩壊・医療逼迫をやたらアピールして政府の対応を追及している。

しかし、メディアには重大な視点が欠けている。

それは政府が確保したワクチンの効果のおかげで、重症者数は減少にあるということ。減少傾向にある現状で、医療逼迫が起きているという説に橋下徹氏が異を唱えた。

NHKが4回目の緊急事態宣言の背景に「医療が逼迫する事態が想定」と報じる

今回の緊急事態宣言の背景に、NHKは「数週間で、入院者数が確保している病床数を超えて医療がひっ迫するような事態が想定」と報道した。(参考

(出典 NHK)

 

 

 

 

 

 

新型コロナの新規感染者数は、確かに増加している。だが入院患者数は第3波と比べると明らかに減少しているのだ。

朝日新聞の報道にはこうある。

都によると、第3波に見舞われていた2月1日には、都内の入院患者約2900人のうち、60代以上が7割を占めた。6月30日時点では約1500人が入院しているが、60代以上は3割に減っている。重症者は7月6日時点で63人だが、40、50代が目立ち、第4波並みの水準という。

引用元 4度目の宣言、東京の医療現場は今 「若くても重症化」

全国で見ても10日の時点で、重症者数は19日連続で減少していると言うことだ。(参考

しかし、政府は感染拡大を防ぐため、この時点の緊急事態宣言に踏み切ったのだ。つまり政府は先手先手の策を打っているのだ。

医療逼迫とのメディアの報道に対して、橋下徹氏が異を唱えた。

橋下徹氏「重症者が63人で、医療体制があっぷあっぷするような東京ではダメだ」

橋下氏はフジテレビの「日曜報道 THE PRIME」にコメンテーターとして出演し、東京で、現状で医療がひっ迫するようなことがあってはならないと持論を述べた。

橋下氏は、重症者数が増えていることも4度目の緊急事態宣言の理由だとする田村厚労相に「大東京においてコロナの重症者が今63人。これで医療態勢があっぷあっぷするような東京ではダメだと思う。この話はずっとこの1年間繰り返しなされてきましたけれど、人口当たりの感染者数、死者数、重症者数は今数字が出ていませんけれど、日本よりもはるかに今ワクチンが普及している国でももっと多いんですよ」と指摘。その上で「でもそういう国でもなんとか医療でカバーしている。これは厚生労働省と医師会、医師会だけでなく病院の方もそうなんですけど、分子、感染者数を抑えるだけではなくて、繰り返し言うけれども分母、キャパシティーの方を方を増やしていくという努力を、ここが1番の柱になってくるんじゃないですか」と自身の考えを述べた。

引用元 橋下徹氏 東京都のコロナ重症者63人に「これで医療態勢があっぷあっぷするような東京ではダメ」

大正論だ。新型コロナが発生してから1年半以上が経過し、いまだに日本程度の水準で医療崩壊が起きるというのなら、医療体制の怠慢というほかない。日本よりはるかに感染が拡大した欧米など諸外国からすれば、情けないと呆れ果てることだろう。

医療を逼迫させないと言うことを論じる前に、医療のキャパシティーを橋下氏の言う通り増やしていくべきだ。そうでなければ、毎回同じことの繰り返しになるのは目に見えている。

入院数は6月30日よりは増えてはいるが、重症者数はさらに減少している。緊急事態宣言により入院者数も減少するはずだ。

医師会もメディアも、現状でむやみに医療崩壊を訴えて、国民にいらぬ不安を煽るべきではない。今求められているのは医療キャパシティーを増やすことだ。

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