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橋下元大阪市長「感情を考えてよ!」 → 橋下さん、公職の時は理性で勝負していましたよね?バッハ会長批判の風潮に乗るのはらしくないですよ!

バッハ会長が来日し、隔離期間を経て表に出る機会が以前より増した。

表に出る機会が増えれば、当然、バッハ会長がコメントをする機会も増え、それに比例して報道も増える。しかも我国の場合は残念ながら悪意のある報道が増える。

東京五輪の開幕が目前に迫った為か、メディアの東京五輪批判は一時に比べれば静かになった。しかしその反面増えた報道がある。それがバッハ会長への批判だ。しかも中身のある批判ならまだしも、どれもこれも揚げ足取りの類だ。

いわばバッハ会長批判のブームがメディアに到来しているわけだ。そのブームにまさかの橋下徹弁護士まで乗っかった。橋下氏は理路整然と正論を述べていることが多いが、今回のバッハ会長批判に乗るのは橋下氏らしくない。

橋下さん、メディアに風潮に、安易に乗るのはやめていただきたい。。

橋下氏、感情論を持ち出したら、何も進まない&解決はないのでは???

メディアがこぞって取り上げているのがバッハ会長だ。しかし、だ。バッハ会長の真意を伝えるより、揚げ足を取る報道が目立つばかりだ。

先日もバッハ会長は、東京五輪について「素晴らしい準備をしている」と称賛したにも関わらず、メディアが主として取り上げたのは、「チャイニーズ」と言い間違えたことだった。

バッハ会長を批判することで視聴率を稼ごうというメディアの魂胆が良くわかる。

そんなメディアの風潮に今回残念ながら橋下氏が乗っかってしまった。しかも、ただの揚げ足取りと言える批判を展開したのだ。

コメンテーターで出演の元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏はバッハ氏の発言について、「完全に抜けているのが感情というところです」とバッサリ。 「安全面を言い出したら、いろいろな意見があるし、対策を講じてきちんとやるんだったらどうかって」と話した上で「ドイツから、ヨーロッパから見た日本の状況というのは確かに感染者数も、重症者数も、死者数もものすごい少ないって評価を受けてもしようがないんですよ、バッハさんから見たら、『なんで日本はこんなに大騒ぎしているの?』って思うのもそうでしょう。でも、感情っていうのがあってね。それは日本国民の国民性とかそういうものが合わさったものだから否定できるものではないですよ」と続けた。

(出典 デイリースポーツ)

 

 

 

 

引用元 橋下徹氏、バッハ会長をバッサリ「普通はドイツに引き返す。もうちょっと日本の国民感情を考えてよ!」

このように語った橋下氏は、立て続けに「普通だったらドイツに引き返さなければならない」とまで言い放った。

(出典 NHK)

 

 

 

 

 

 

橋下氏の言い方を違う側面から見れば、バッハ会長を批判できる点は「感情」の一点だけということになる。感情をベースに議論を展開したら、本来議論になるものもならない。

橋下氏は、バッハ会長について「バッハさんって、もともと弁護士なんですよ。本当、弁護士って、ロクでもないですよ。もうちょっと感情を考えてよ!」(参考)とも語り自虐的に弁護士はロクでもないと主張した。

弁護士の役目は、依頼人の利益を最大化することに他ならない。橋下氏は大阪府知事、大阪市長を務め、現在は公職就任前から持っていた弁護士資格で活動している。

つまり、だ。弁護士が依頼人の利益を最大化するのが仕事なら、このバッハ会長批判に乗っかった橋下氏は出演番組の利益の最大化の為に発言したと言える。

依頼人の為に法律を使う、そして結果を出すのが一流の弁護士のはずであり、橋下氏もそのはずだ。だが、メディアの風潮に乗っかり、しかも感情論を持ち出すのは橋下氏の評判を下げるだけではないか。

橋下氏には、立憲民主党所属国会議員のような揚げ足取りではなく、問題を解決する為の建設的な議論の役割を期待したい。

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