五輪開会式を機に国民の支持!反対派の声をかき消す!海外メディアもコロナ禍で開催した日本を評価「自分の国では出来たかどうか」→唯一悔やまれたのが無観客開催
日本中、世界中に歓喜の渦を巻き起こした、東京五輪。まだあの熱戦の日々が冷めやらぬまま日々を送っている人も居るのではないだろうか。
振り返ってみれば、開催前は「中止」「反対」のシュプレヒコールが上がっていたわけだが、いざ始まればどうだ。日本選手団も次々とメダルをもたらしてくれた。
そして、そんな選手たちを見て国民から「やって良かった」という声が次々と上がったのだ。
開催前は「中止しとけばよかった」と言われていた東京五輪
思い起こしてみれば、五輪開催前の7月20日菅総理は東京五輪について、「やってよかったと思われる大会にしたい」と述べていた。
東京オリンピック・パラリンピックについて、菅総理大臣は「結果的に『やってよかった』と言われるような大会にしたい」と決意を強調しました。また、パラリンピックは、感染を収束させて観客を入れて開催したいという考えを示しました。
菅総理大臣は、スポーツ報知のインタビューで、東京大会について「1年間の延期、新型コロナの感染拡大による緊急事態宣言の発令や、まん延防止等重点措置が適用される中だが、日本は誘致に手を挙げ、大会を開催する責任がある」としています。
当時の世論は、マスコミをはじめ反対派の扇動により、五輪中止の声が非常に多かったため、菅総理の発言に対し、このような意見がTWITTER上でも上がった。
他にもなかなか辛辣な意見が上がっていた。だが、いざ開催してみればどうだ。一気に流れは変わった。あれだけ批判していたメディアは五輪一色にかわり、国民も大いに盛り上がり、五輪フィーバーが巻き起こった。まさに菅総理の描いた図になったのだ。
開会式を発端に一気に爆発した国民感情!そして巻き起こった五輪フィーバー!!!
多くの国民は、五輪の開催を待ち望んでいたのだ。その様子は開会式の視聴率に現れた。デイリー新潮はその様子を「開催中止の大声よりも“声なき声”が数字に表れた」と表現し報じた。
フタを開けたら56.4%! 7月23日、東京五輪開会式(NHK総合)の世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)だった。あれほど、五輪反対が声高に叫ばれていたにもかかわらず――。
そもそも今回は、東京開催の五輪で、開会式は金曜夜だったので視聴率は上がって当然だった。しかしコロナ禍での開催に反対する声が根強かったことに加え、直前になってバタバタと演出家などが辞任したことで、かなり数字は下がるとの見方も多かった。これには民放プロデューサーも驚いたという。
「前回の東京五輪は別格として、これまで五輪開会式の視聴率は、84年のロサンゼルス大会の47.9%が最高でした。前大会のリオデジャネイロは23.6%ですからね。正直言って、東京五輪は、昨年の『NHK紅白歌合戦』(40.3%)を超えたらいいな、くらいに思っていました。開会式の演出は残念ながら大したことはありませんでしたしね。ところが実際は、56.4%でしょう。声なき声が数字に表れたというところでしょうか」
そして、その声なき声が、TWITTER上で次々と上がり始めたのだ。
イスラム思想研究者の飯山陽氏も、TWITTERに「五輪が開催できて本当によかった」と投稿。
レスリング高谷選手のコメント、立派だなあ。高谷選手、お疲れ様でした!私も東京五輪が開催できて本当によかったと思います!
— 飯山陽 Dr. Akari IIYAMA『イスラム教再考』4刷決定 (@IiyamaAkari) August 4, 2021
一般ユーザーからも「五輪やって良かった」などの投稿が次々と上がったのだ。
そして、あれほど声の大きかった反対派の声は、次々とかき消されていったのだ。
菅総理は「結果的に『やってよかった』と言われるような大会にしたい」と表現したが、それは反対派の声があまりに大きかったためだ。実は多くの国民は五輪を待ち望んでいたのだ。
海外メディアはこの状況で開催した日本を評価。そして悔やまれる無観客
国内の盛り上がりはわかったが、海外はどう見ているのだろうか。
来日している海外メディアは、どう見ているのでしょうか。
オランダ人ジャーナリスト:「日本の人たちは、この大会に苦労しているので、せめて選手たちの素晴らしい活躍をテレビで楽しんでもらいたい」
インド人ジャーナリスト:「五輪マークの演出の音楽が刺激的で感動的だった。実現したことが信じられない。去年は開催できるとは誰も思っていなかったので良かった」
また、ノルウェーのメディアは「無観客となってしまったことはとても悲しい」「選手だけでなく無観客の会場の写真も撮影する」と述べた。(参考)
ベルギーのメディアは「厳しい状況だが、大会中止より、無観客でも開催される方がいい。他の国がホスト国だったら、日本のように開けるかは分からない」と日本の対応を評価。(参考)
多くの海外メディアも、日本が開催に踏み切ったことを評価している。ただ、ここでも無観客開催だったことを残念がる意見が上がっていた。
とはいえ、開催前の心配はよそに、大成功で幕を閉じたオリンピック。ここまで準備してきた関係者に感謝。そして、連日熱戦を繰り広げ、コロナ禍の暗い雰囲気を吹き飛ばしてくれた選手たちに心から感謝したい。