珍説!「トヨタは温暖化に懐疑的な議員に献金し、世界中で環境規制に強く反対していた」 → 電気はどのくらいガソリンよりクリーンで使用済みバッテリーはどうするのか説明してみたら???
講談社が発行するオンラインメディアのクーリエジャポンが珍説記事を掲載した!
トヨタがまるで地球温暖化に反対するロビー活動をやっており、環境規制を破壊する、悪の組織のような印象操作記事を出したのだ。
しかし、だ。
そもそも電気自動車がエコであるというのは嘘であり、トヨタは中国や欧州の利権デマに誠実に抵抗しているだけなのだ。
珍説!「トヨタは温暖化に懐疑的な議員に献金し、世界中で環境規制に強く反対していた」 → 電気はどのくらいガソリンよりクリーンで使用済みバッテリーはどうするのか説明してみたら???
クーリエジャポンは8月8日、「米紙が指摘「トヨタは温暖化に懐疑的な議員に献金し、世界中で環境規制に強く反対していた」」等と言う珍記事を掲載した。
実際のところ、トヨタは世界中で電気自動車の推進に反対していると、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が報じている。
(中略)
しかしここ数ヵ月、トヨタは気候変動対策に不可欠とされる電気自動車への全面的な移行に対して、静かに、しかし業界内で最も強く反対している。
北米トヨタ自動車の政府関連業務を統括するクリス・レイノルズは、先月、米国議会のスタッフとの非公開会合のために首都ワシントンを訪れ、電気自動車への積極的な完全移行に反対するトヨタの姿勢を説明した。同会合について詳しい4名によると、レイノルズが主張したのは、ハイブリッド車や水素自動車が果たすべきより大きな役割だったという。
「ニューヨーク・タイムズ」の悪辣な尻馬に乗るなど言語道断!!!
また電気自動車は必ずしもエコではない。
電気自動車は走行中に排気ガスを出さないが、ここにはどうやって発電するのかの視点が抜けているのだ。
火力発電であれば、発電時に温室効果ガスを発生させている。
つまり、燃料を燃やしている場所が、車内か発電所か、というだけでどこかで燃やしていることに変わりがないのである。要するに車でCO2を出すか発電所でCO2を出すのかの違いでしかない。そして発電所からの送電の課題もある。多くの電気がこの送電中に失われている。
例えば、憂慮する科学者同盟(UCS:Union of Concerned Scientists)のクリーンカー・プログラムの調査によれば、中型の電気自動車では、同サイズのガソリン車と比べて、製造時に排出される温暖化物質が15%多くなると言うのである。より大型の電気自動車では、搭載されるバッテリーがさらに大きくなるため、ガソリン車との排出量の差は68%、もしくはそれ以上になる可能性もあると言う。
これは電気自動車ではエンジンとトランスミッションが不要になるが、バッテリーの製造時に発生する二酸化炭素はエンジンなどよりも遥かに多いのである。しかも、だ。使用済みバッテリーの処理は更に困難であり、多くの二酸化炭素を排出するのである。
こうした現実を見ると、トヨタはあくまでも誠意を持って行動し、誠実に訴えておるだけなのだ。偽善の欧州や中国の電気自動車推進を粉砕しなければならないのは明らかだ。
今皆が一様に電気自動車エコと信じ込んでいるようだが本当にそうなのか立ち止まって考えるべきではないだろうか。