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岸田前政調会長「株主資本主義を改め、中間層を支援する」「税制改革で中間層を救い、再建する!!」と大宣言!!

岸田前政調会長がAERAのインタビューで経済政策を語っているので、ご紹介しよう。

そこで岸田氏は衰退した中間層を復活させるとしたのである。

岸田前政調会長「株主資本主義を改め、中間層を支援する」と大宣言!!

岸田文雄前政調会長は、AERAのインタビューで経済政策を語った。

──6月に「新たな資本主義を創る議員連盟」を立ち上げました。

アベノミクスは日本の経済を成長させた大きな政策だったと思っています。ただ、現代の資本主義は子どもの貧困をはじめ格差の問題、分配の問題が大きな課題です。こうした格差によって消費が拡大しない、経済の好循環が完成しない。格差によって政治や社会が不安定になっていると指摘されてきました。

そして新型コロナが追い打ちをかけ、格差を拡大させてしまった。これからまた経済を成長させることを考えた場合、分配についてもしっかり考えていかないと、ますます今の資本主義の問題点を大きくしてしまう。格差の問題に適切に対応することによって、社会の一体感をしっかり確保していく必要があると強く思っています。

引用元 自民・岸田文雄氏 コロナ禍の経済は“株主資本主義”を改め「より分配を意識」〈AERA〉

格差の問題は重要だ。しかし、増税が格差を増やしたのも事実であり、ぜひ減税もやっていただきたいところだが、そうした点にも岸田氏は後述で指摘しているのである

岸田氏「税制改革で中間層を救い、再建する!!」と大宣言!!

岸田氏は何と税制改革を示唆したのである!!

税制においては、高所得者層と中間層、低所得者層の間で適切に分配が行われているのだろうか。所得が1億円を超えると税負担が下がる「1億円の壁」が指摘されてきました。

住宅や教育の負担は中間層が最も大きいとの指摘もあります。欧米では、新築だけでなく賃貸や中古住宅の流通でも中間層を中心に支援しています。日本でもそうした切り口から支援することも考えられます。高等教育においても、(学費を所得に応じて後払いする)オーストラリアの「HECS(高等教育拠出金制度)」も導入したらどうか。

引用元 自民・岸田文雄氏 コロナ禍の経済は“株主資本主義”を改め「より分配を意識」〈AERA〉

こうした中間層や低所得者層への税制改革は重要だ。そして分配だけでなく減税もやっていただきたいところだ。岸田氏にはもっと気持ちを言葉にすることも求めたい。

またAERAは岸田氏に菅総理批判を求めたが、これを岸田氏はかわしつつ、素晴らしい目指す社会像を語った。

──「自助・共助・公助」を掲げる菅首相への対抗ですか。

菅さんとの対立軸ということで政策を考えていません。自助という考え方は大変重要な考え方だと思いますが、私たちはコロナ禍の中で改めて家族や仲間の協力や絆の大切さを痛感しました。お互いに助け合う社会、温かみのある社会、友情や協力の温かさを感じられるような社会もしっかり目指していかなければいけないと思っています。

引用元 自民・岸田文雄氏 コロナ禍の経済は“株主資本主義”を改め「より分配を意識」〈AERA〉

その通りである。

岸田氏の今後の活躍に期待である。
こうした誠実な政治家が今の我国には必要だ。彼はその資質を持っているので、岸田氏に求めたいのは、素早い決断力と素直に気持ちを述べる力だ。

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