共産・志位委員長「困っている人に優しい政治」「富裕層や大企業に課税して、消費税は5%に」
<野党に問う>共産・志位和夫委員長インタビュー 「困っている人に優しい政治」
―どんな社会像や政治のあり方を実現したいか。
「新自由主義的な、自己責任を押しつける政治を切り替えていこうということだ。新自由主義の名のもとで行われてきた規制緩和、弱肉強食、自己責任の押しつけといった流れは、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)でその破綻が誰の目にも明らかになった。医療や公衆衛生が切り捨てられ、働かせ方も『使い捨て』労働に置き換えられてきた。この矛盾がパンデミックで吹き出している。こうした冷たい政治を切り替えて、困っている人の苦しみに心を寄せて一緒になって打開していくような政治にしていきたい」―どう転換させるか。
「まずはケアに手厚い社会を実現する。医療や介護、障害者福祉、保育などのケアが切り捨ての対象となってきた。それがいまの医療や公衆衛生の崩壊につながっている。人間は他の人のケアがなければ生きていけない。ケアに手厚い社会をつくっていく」―具体的には。
「先の通常国会では、75歳以上の医療費の窓口負担を倍増させる法案と、消費税を財源に病床を削減する法案が強行された。医療を壊すこうした悪法の実施を許さず、ケアに手厚い財政支出を求めていく。
もうひとつは、人間らしい雇用のルールづくりだ。1990年代以降の規制緩和によって、雇用が派遣やパート、アルバイトといった非正規に置き換えられてきた。いまや働く人の4割、女性や若者では5割を超える人が非正規だ。正社員が当たり前で、8時間働けば誰もが普通に働ける社会にする。最低賃金は1500円に引き上げる」―税についての考えは。
「2020年度の税収は過去最高だが、経済は疲弊しきっている。税収が過去最高になったのは消費税を10%に上げたから。消費税はコロナで困窮する人からも、商売で困っている事業者からも情け容赦なく取る税金だ。今は所得税や法人税を抜いて消費税が税収の中でトップ。私たちは、富裕層や大企業に課税して、消費税は5%にすることを強く求めていく。バイデン米大統領は富裕層に課税し、法人税を引き上げると表明している。日本共産党の政策は、世界でも当たり前の流れになっている」―コロナで困窮する人や事業者への支援をどう考えるか。
「飲食店を中心とする事業者へ自粛要請を続けてきながら、それにふさわしい補償は全くやられていない。中小事業者にとって命綱だったのは持続化給付金と家賃支援給付金を、1回きりで打ち切ってしまった。こうした給付金を継続・強化して支給していくのは当然だ。文化・芸術関係や、イベントの自粛に対する補償も必要だ」―こうした支援策の財源は。
「コロナは一過性のものだし、一過性にしなければならない。国債の発行で思い切った財政支出をしてでも、必要な手当はしなければならない」
ウソばっかり
正しくば
「困っている共産党員に優しい政治」
払わされている老人党員の事か?
枝野の方は連立にはしないってことを言ってるのに。
日本の国を豊かにすることを一つも歌っていない 。
だから大きな支持が得られない 、大きな視野で日本の将来を語れよ、寝惚けたうわごとは聴きたくない!