失態に次ぐ失態!自らは即座に逃げ、現地スタッフ等を置き去りにした外務省!!タリバンに渡した個人情報はどうするの??
外務省がここまで役立たずだとは、国民の誰も一人も思わなかったはずだ。
アフガンでの外務省の行動を、他国と比較してみると、ここまでダメな官庁はそうそうない。国外退避希望者を置き去りにし、そそくさとアフガンから退避。退避と言えば聞こえは良いが、他国と比べれば、ただの「逃亡」、そして「職務放棄」だ。
現地スタッフ等を置き去りにした外務省だが、更に聞き捨てならない話がある。
現地スタッフ等が検問を通過できるようにする為に、外務省は「個人情報」をタリバンに渡したというのだ。これが事実ならば、外務省は即刻、解体的な大改革が必要であり、更に言えば、外交安全保障の要、国家安全保障局のトップも更迭しなければならない。
だから今の時点で国家安全保障局長の北村滋氏を変えるべきでないとあれだけ申し上げたのだ。
国外退避を希望する現地スタッフ!!
外務省が自分たちのことしか考えず、退避したアフガニスタン。現地スタッフが退避を望んでいないならまだしも、現地スタッフは退避を希望しているのだ。
自衛隊機で国外に退避するため、26日、日本政府が用意したバスで空港へ向かう予定だったが、直前に自爆テロが発生。
その日のバス移動は中止になり、翌日、「退避計画は中止になった」と伝えられたという。
男性は、自分が日本政府に協力していたことをタリバンは知っているとして、関係者の家に身を隠している。
自衛隊機で退避予定だった男性「どうか皆さん、日本政府がわたしたちを退避させてくれるよう働きかけてください。わたしたちを置き去りにしないでください」
どれほど現地が危険なのか、そして国外退避を切望していることが良くわかる。しかし、だ。自爆テロを受けて、外務省は退避計画を「延期」したのではなく「中止」したと言うのだ。
自分たちは逃亡し、安全圏におり、仮にテロに巻き込まれたら責任問題が発生する、それを避ける為に「中止」にしたのが外務省の狙いのはずだ。ここまで無責任な連中が我国の外交実務を担っていることは国民にとって恥でしかない。
更に、この役に立たない官庁は、信じられない行動に出ていたのだ。
タリバンに「個人情報」を渡した??
アフガニスタンで右往左往する外務省。その外務省が、タリバンに個人情報を渡していたというのだ。
だが、残念ながら作戦は完全に失敗に終わった。このためにパキスタンに3機の自衛隊機を送ったが、脱出させることができたのは日本人1人だった。このほか14人のアフガニスタン人を搭乗させたが、彼らはアメリカ人に雇われていた人たちであり、今回の作戦の対象となった人は誰1人カブール空港にでさえ到着できなかったのだ。
「考えうる最悪の退避オペレーション。派遣された自衛隊員、米軍兵士らに責任はない。限界以上のことをしている。各政府の見通しと計画の問題」と、紛争の予防に尽力する国際NGO、REALsの瀬谷ルミ子理事長はツイッターにこう書いた。「搭乗予定だった数百名の個人情報は検問を通るためという理由でタリバンに提出されている。それが何に使われるか」。
検問を通す為に、搭乗予定者の個人情報をタリバンに渡していたというのだ。
これが事実だとすれば、現地スタッフ等の身に危険が迫ることは必至だ。外交安全保障を担っていながら、タリバンの危険性を認識せず、個人情報を渡す外務省。こんな対応をする官庁は、世界を見渡してみても我国の外務省だけだ。
現地スタッフ等を救出できず、更には個人情報の提出。我国の行政機関でこれほど無責任なことは未だかつてない。
外務省の責任はもちろん更に明らかにしなくてはならない。そして我国の外交安全保障を取り仕切る国家安全保障局も同様だ。この緊急事態で一体何をしていたのか。国民の命を守るのが役目でないのか???
菅総理には、外務省の幹部、国家安全保障局の幹部を更迭し、外務省の大改革に乗り出してもらいたい。