ずっと気楽なアフガン情勢の分析しかしていなかった外務省!置き去りにした人達を今後は???まさか放置ではないですよね???
逃げ足だけは一流なことがわかった外務省。
逃げ足に加えて、世界的に見てもお気楽な情勢分析しかしていなかったことが明らかになった。外務省のせいで、我国の為に働いてくれていたアフガン人が、決して安全とは言い切れないアフガニスタンに置き去りにされている。
外務省は、置き去りした人達へ今後どのような対応を取るつもりなのか。仮に放置であるなら、即刻外務省の幹部達は辞表を提出するべきだ。
そして、警察官僚の北村滋氏から、外務官僚の秋葉剛男氏にトップが変わった国家安全保障局は一体何をしていたのか。トップが変わった途端、この体たらくだ。本当に情けない。
菅総理は迷わず、担当者を処分するべきだ。
楽観論で大失敗の外務省!!!
我国の外交官に求められる資質は、「情報収集能力」ではなく、「逃げ足の速さ」ということがわかった今回のアフガン情勢。
アフガン情勢が変化していく中、外務省の情けない実態が次々に明らかになった。
■8月13日カブール陥落2日前 低かった外務省の危機意識
アフガニスタンでのタリバンの進攻が報じられるようになった8月中旬。外務省や首相官邸の動きがにわかに慌ただしくなった13日に、アフガンを所管する中東アフリカ局の幹部を取材すると、「首都カブールが今すぐ陥落するという状況でもないので、中期的にいろいろなことを考えている」との返答だった。
お気楽としか言いようがない。「首都カブールが今すぐ陥落するという状況でもない」と分析していたにも関わらず、その後わずか2日でカブールは陥落したのだ。2週間ならまだ理解できるが2日とは何を分析していたのか?
この情勢分析を、我国の情報分析として諸外国に伝えていたならば、恥以外の何物でもない。
この外務省の稚拙な分析を、国家安全保障局も共有していたのか。仮に共有して鵜呑みにしていたなら、秋葉国家安全保障局局長が所属官庁だった外務省を信用しきっていたのではないか。
情報のプロの北村前国家安全保障局局長なら、ここまで稚拙な情報分析ではなく、各国の情報機関と連携して、より深い情報分析をしていたはずだ。
ここまで醜態を晒していた外務省だが、そこに反省はないようだ。
そしてこの人事を欧米の懸念にも関わらず外務省に押し切られて実行した責任への反省と、人事が必要だ。この人事もやるべきでないのか?
反省すらしない外務省、明らかに失敗していますよね!!
稚拙だった外務省のアフガニスタン情勢分析。ここまで大失敗をしておきながら、外務省幹部は問題なかったと思っているようだ。
■幹部ら「遅かったと思わない」反省点・改善点との真摯な向き合いを
今回の退避について。外務省は当初、オペレーションが継続していることを理由に詳しい経緯をほとんど明らかにしなかったが、外務省幹部の多くは「やるべきことはやった。自衛隊機の派遣が遅かったとは思っていない」と口々に繰り返す。たしかにアフガン人職員らの退避に向けた努力が続く中、現時点で犯人捜しや、誰かの責任を追及する必要はないのかもしれない。
「やるべきことはやった」とよく言えたものだ。全く結果が伴っていない。外務省が唯一成功したことは、逃げ足の速さと醜態を全世界に晒したことだけだ。
「自衛隊機の派遣が遅かったとは思っていない」、これは当たり前だ。国民の誰一人として「自衛隊の対応が遅い!」とは思っていない。
全国民が思っていることは、「外務省の対応が遅い!!」と言うことだ。この大失敗の責任を誰も取らないと言うことはあってはならない。
問題の原因を精査した上で、外務省幹部全員を更迭し、外交安全保障の要の国家安全保障局局長は、使えない官庁・外務省からではなく警察庁なり経産省なり自衛隊なりの経験者で情報のプロを据えることを政府に強く求めたい。