大正論!!自民党が外務省によって置き去りにされたアフガン人スタッフを保護する考え方を示す!!役に立たずな外務省は早急に算段を組むべき!!
情けなさだけが際立ったアフガニスタン情勢での外務省の対応。外務省が何一つとして役に立たなかったことは言うまでもない。
外務省が情報分析どころか情報収集できていなかったせいで、後手後手な対応しかできなかった。そのつけを払わされたのが自衛隊だ。しかも、自衛隊を派遣しても、外務省の後手後手さは続き、現地スタッフらを完全に退避させることはできなかった。
外務省はこれで退避オペレーションは終了と思っているはずだ。だが、自民党が陸路で現地スタッフが周辺国に退避できた場合、在外公館で保護する考えを示した。
外務省はすぐに陸路で退避する方法を検討し、実行に移すべきだ。
外務省が安堵した「大使館員退避」を一刀両断!!
逃げ足だけは早かった外務省。そしてトップが交代した国家安全保障局が全く役に立たなかったアフガニスタン情勢。
外務省は大使館員の退避が無事完了したことで安堵しているはずだ。だが、世界を見渡してみてもこんな情けない官庁は存在しない。
逃げることに特化した我国の外務省とは異なり、イギリスの駐アフガニスタン大使は、その職責を全うし、アフガニスタンから離れる最後の便に搭乗したのだ。(参考)
他国と比べて情けない我国の外務省の対応に厳しい声が自民党から上がっている。
アフガニスタン情勢の悪化を受けて、政府は自衛隊の輸送機を派遣し、先週、日本人女性1人と、アフガニスタン人14人を隣国パキスタンの首都イスラマバードに退避させ、先月31日、撤収を決めました。
これを受けて、2日、自民党の外交や国防関係の合同会議が開かれ、政府側が先月20日に外務省と防衛省が輸送の検討を加速させたことや、26日に退避希望者が空港に向かう準備が整ったものの、爆弾テロで移動を中断したことなど一連の経緯を説明しました。
これに対し、出席した議員からは「自衛隊機を出すのが遅れた印象は否めない」とか「現地の職員を含めた退避が重要で『邦人が退避できてよかった』ではない」といった指摘が相次ぎました。
出席議員の言う通りだ。
大使館員を含めた邦人が退避できたから、問題ないということにはならない。我国に協力してくれていたアフガン人の身に危険が迫ることは十分に予想できること。それを考えれば、今回の外務省の退避オペレーションは、大失敗としか言いようがない。
外務省によって、置き去りにされたアフガン人をどうやって保護するのか。このことについて自民党が考えを示している。
在外公館でアフガニスタン現地スタッフを保護!
自衛隊機も撤退し、現地スタッフを退避させるオペレーションが終わったわけではない。自民党の外交部会長を務める佐藤正久氏が、今後の対応について次のように述べている。
政府は2日に自民党本部で開かれた外交・防衛関係の合同会議で、在アフガニスタン大使館などで働いていたアフガン人スタッフが陸路を通じて周辺国に退避できた場合、現地の在外公館で保護する考えを示した。会議後、佐藤正久外交部会長が記者団に明らかにした。
陸路で退避できた場合、周辺国の在外公館で保護するというのだ。もちろん具体策を立案するのは外務省だ。
外務省は、自衛隊機が撤退したことによって、任務終了と思っていそうだが、早急に陸路で退避する方策を検討するべきだ。
それさえ出来ないないなら、外務省幹部は全員辞表を提出するべきだ。そして国家安全保障局も同罪だ。アフガニスタン情勢を明らかに見誤った責任は取ってもらわなければならない。
我国に必要な人物は、外務省のようにお気楽な人物ではない。警察官僚のような情報と危機管理のプロが必要なのだ。そして、下部組織は優秀な民間企業の人間に遂行してもらった方が良いだろう。これで改革なしなど国民の前では許されない。自民党には総裁選後に必ず、外務省改革を新総裁の元、実行していただきたい。