矛盾!毎日新聞「五輪の清掃バイトは時給1500円でゴム手袋に布でトイレ掃除させられていた奴隷だゾォ!」 → 3年前の毎日新聞「学校の先生がボランティアで素手と素足でトイレ掃除して偉い!」
毎日新聞が大矛盾だ!もはや大衆雑誌以下の存在だろう。
東京の最低賃金の1.5倍である時給1500円の上の五輪の清掃アルバイトを、ゴム手袋に布でトイレを掃除したなどとして、奴隷であるかのように報じた毎日新聞。
しかし、だ。
その毎日新聞は3年前に学校の先生がボランティアで素手と素足でトイレ掃除している取り組みを紹介し、好意的に紹介していたのだ!!!これは奴隷のような仕事ぶりなので先生がやるべきでないと何で否定しないのか???どうして教育委員会に抗議しないのか???
五輪が絡めば全否定し、絡んでいなければそれより遥かに悪条件なのに称賛してしまうのが毎日新聞なのであろう。
矛盾!毎日新聞「五輪の清掃バイトは時給1500円でゴム手袋に布でトイレ掃除させられていた奴隷だゾォ!」
毎日新聞は、9月12日の記事で、五輪の清掃員は、時給1500円でゴム手袋に布でトイレ掃除させられたと報道した。
「子どもの頃からあんなに好きだったオリンピックなのに、奴隷のような扱いをされて今は悲哀しかありません」。新型コロナウイルスの感染が収まらない中、開かれた東京オリンピック・パラリンピック。東京都内の競技会場でアルバイト清掃員として勤務した50代女性はそう大会を振り返る。
(中略)
女性は4月、スタッフとして働いていた都内の外国人向け宿泊施設が、新型コロナのために客が集まらず廃業。ビル管理会社が出した競技会場の清掃員の募集を見つけて応募した。
7月1日から会場で研修が始まった。設営を担う作業員らの出入りは激しかったものの、開幕前は会社から手すりなどのアルコール消毒をするように言われたことはなかった。トイレ掃除も、ゴム手袋をつけた手を便器に突っ込んで布で汚れをこすり落とすよう言われて絶句した。
当時、同じバイトのメンバーでワクチンの接種を2回受けていたのは60代以上の一部だけ。「トイレ掃除は会社にお願いしてブラシを使えるように改善されたけど、常に感染が怖かった」と女性は振り返る。
この女性には仕事がなくなったことには同情するしかないが、この記事を書いた毎日新聞の行動は理解できない。
清掃員がトイレを掃除するのは当然であろう。そしてトイレ掃除でゴム手袋に布は羽田空港の著名な清掃員の方も以下のようにやっている方式だ。
しかも、この清掃方式には拒否権もあったと言うことだ。清掃の仕事に志願したのは自分の判断であり、辞める自由もある。そして、ブラシを使う希望も認められており、どこが奴隷なのか理解できない。
しかも、だ。3年前の毎日新聞は素手と素足で、しかもボランティアでトイレ掃除を称賛する記事を配信していたのだ!
3年前の毎日新聞「学校の先生がボランティアで素手と素足でトイレ掃除して偉い!」
毎日新聞は2018年7月4日に素手と素足でボランティアでトイレ掃除する取り組みを好意的に紹介した。
県内を中心に活動している「なかよしの掃除に学ぶ会」は、学校や神社、寺などのトイレを素手と素足で磨き続けているそうだ。その取り組みに興味を持ち、田原本町の県立磯城野高校で実施したトイレ掃除に密着取材させてもらった。
なかよしの掃除に学ぶ会は2009年から活動を開始。メンバーは学校の教師らが中心だ。素手や素足になるのは参加者の任意だが、汚れの落ち具合が分かりやすいそうだ。掃除によって気持ちを穏やかにし、青少年の健全育成にもつなげる狙いがある。これまで延べ2000人以上が参加し、今回の磯城野高校は95回目になるという。
トイレ掃除の朝は早い。参加者は眠い目をこすりながら、午前8時半に集合した。この日は学ぶ会のメンバーと磯城野高校空手部の部員計30人ほどが参加。初対面の人も多いので、まずは自己紹介と掃除に向けて抱負を発表した。「トイレも心もピカピカにしたい」と元気よく話す空手部員もいて、参加者たちの意気込みが伝わってきた。
(当時、毎日新聞が掲載した写真だが、衛生的とは思えないのだが…)
意味不明だ。
ゴム手袋に布やブラシを使い時給1500円が奴隷であり、コロナ前とはいえ、既に素足でトイレ掃除と言うノロウイルス等のリスクがあるボランティアの掃除を称賛するとは理解できない。前者が奴隷なら、後者は奴隷以下ではないのか????
これでは毎日新聞は、五輪に関係するものはボロクソに批判し、そうでなければ見過ごしていると言われても仕方がない。毎日新聞は、自らのダブルスタンダード報道を猛省すべきである。