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河野太郎氏「当面は原発を再稼働する」 → 再稼働にも反対する脱原発団体の顧問に名前が今も残っているけど、まだ脱退しないの???

河野太郎氏は9月10日の総裁選出馬会見で、「原発の再稼働はある程度必要だ」と言う発言を行った。

しかし、だ。彼は大臣に就任するまでは小泉元首相のように原発に反対してきた。

そして、容認に転じながら、河野氏は、現在も再稼働にも反対する脱原発団体の顧問に名前が残っているのである。もしも本当に再稼働を容認されるのであれば、すぐに脱退宣言をされるべきであろう。

河野太郎氏「当面は原発を再稼働する」 → 再稼働にも反対する脱原発団体の顧問に名前が今も残っているけど、まだ脱退しないの???

河野氏は9月10日の総裁選出馬会見で、持論の脱原発から転換する主張を行った。転換というか、これは変節だろう。

党内の原発推進派や財界などを念頭に持論の「脱原発」もオブラートに包んだ。「いずれ原子力はゼロになる」としつつ、「安全が確認された原発を当面は再稼働していくのが現実的だろう」と語った。

引用元 河野氏「脱原発」の持論封印 悲願成就へ現実路線

つまり、原発再稼働を容認したのである。

しかし、だ。それがもし本心ならば大変素晴らしいことだが、河野氏は脱原発団体の公式HPに唯一の自民党議員として今だに掲載されたままなのである。

実は河野氏は、「脱原発を目指す首長会議」と言う、全国の脱原発に賛成する自治体首長の現役OBで構成される脱原発団体の顧問なのである。

顧問の部分を見てみよう。立憲民主党の阿部知子氏や江田憲司氏、れいわ新選組の山本太郎氏、日本共産党の志位和夫氏、社民党の福島みずほ氏に交じり、唯一の自民党国会議員として、河野太郎氏の名前がある。自民党の大臣ならばともかく、総裁候補がここに並ぶことには違和感を感じてしまう。

今もなお、河野太郎氏の名前が記載されているが、問題は、この団体は原発再稼働にも反対を繰り返していることだ。例えば昨年9月に女川原発の再稼働に反対し(参考)、12月にも再び反対した。(参考) この団体は、2018年には伊方原発再稼働にも反対している。(参考

明らかに再稼働にも反対している。それも電力供給の厳しい時期に、だ。

それなのに、どうして河野太郎氏は脱退を宣言しないのか???未だにHP上で所属したままなのか???理解に苦しむしかない。

河野氏は、本気で原発容認するならば、この団体からの脱退を宣言するべきである。総理総裁を目指すための一時しのぎでないならば。

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