自民党総裁選、各派閥一本化は見送り自主投票の様子
竹下派、総裁選支持一本化見送り「個々の立場尊重」
自民党竹下派(平成研究会、52人)会長代行の茂木敏充外相は16日の派閥会合で、総裁選の対応について「個々の議員が置かれている立場や考えは尊重するのが基本だ」と述べ、派として支持候補の一本化を見送る方針を示した。
同時に「できるだけ意見集約をしてほしい、緩やかな方向性でも出してほしいという意見もたくさんある。最終的に一つの方向が出せればベターだ」とも語り、引き続き総裁選の対応を模索する考えを示した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fea6deecdbf3b52e5cdce2be9af138cfd54499d2
総裁選 二階派は自主投票、決選投票は結束目指す
自民党総裁選(17日告示、29日投開票)をめぐり、二階俊博幹事長が率いる二階派(志帥会、47人)は16日の会合で、自主投票とする方針を確認した。1回目の投票で過半数に達した候補が不在で決選投票になった場合は、派所属議員の意見を聞いた上で結束して行動する方向で調整する。
出席者によると、河村建夫元官房長官は会合で「総裁選はそれぞれの信念に基づいて投票しよう。ただ、決選投票になった場合は、まとまって行動していきたい」と呼びかけた。これに続いて二階氏は「河村氏の言った通り」と述べたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d29d2f11f70d0d22b093740859dda338c7610cb8
麻生派は河野、岸田両氏が支持対象 高市氏も容認
麻生太郎副総理兼財務相は16日、自身が率いる自民党麻生派(志公会、53人)の緊急総会で、17日告示の党総裁選で派として支持する候補者の一本化を見送る考えを示した。出馬を表明している同派所属の河野太郎ワクチン担当相と、岸田文雄政調会長を支持対象とし、高市早苗前総務相への支持も容認する。
麻生氏は「新たな政権ができたら、一致して支えていかなければならない。それがルールだ」と述べた。同時に、「総裁選という名を借りた権力闘争であることは、しっかり腹におさめてもらいたい」とも強調した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a2d5be984eb065908af823c1a13c26f8eb47136
総裁選、最大派閥の細田派は事実上の自主投票…派としては岸田氏と高市氏支持
自民党総裁選(17日告示、29日投開票)を巡り、党内最大派閥の細田派(96人)は14日の臨時総会で、支持候補の一本化を見送り、事実上の自主投票とすることを決めた。会長の細田博之・元幹事長が岸田文雄・前政調会長と高市早苗・前総務相を派として支持する方針を示しつつ、実際の投票行動は「それぞれの議員の判断を尊重する」とした。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210914-OYT1T50210/
石原派、総裁選は自主投票に 幹部が確認
自民党石原派(近未来政治研究会、10人)は15日、会長の石原伸晃元幹事長ら幹部が都内で会合を開き、党総裁選(17日告示、29日投開票)で支持する候補者の一本化を見送り、自主投票とすることを確認した。16日の派閥会合で、石原氏が所属議員に派としての方針を伝える。
会合後、石原氏は記者団に「自己責任において、しかるべき人を自分の意志で決めて投票しようということを幹部間では了解した」と説明した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/761537588077717243e48b5be8545fba5d783f94
谷垣Gとして岸田氏支持表明 最終的には自主投票へ
自民党の谷垣禎一前幹事長が特別顧問を務める谷垣グループ(有隣会、他派閥兼務合わせ25人)で世話人を務める中谷元・元防衛相は15日、自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への出馬を表明した岸田文雄前政調会長をグループとして支持する方針を示した。ただ、最終的には自主投票とした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4358aecd3cb38bf12ef79b883e3fe170d4b8ace
ますます先が読めない自民党総裁選。
「派閥ガ~」と騒いでた人たちも、これだけ自主投票を表明されたら認めざるを得ないんじゃないですかね。
今の長老支配の派閥は解体して、
今後10年使える若い盟主を中心とした派閥再編が必要だ。
デジタルに無縁の長老には引退してもらおう。
政治が若返れば、経済界も若返る。
日本が活力を取り戻すためには、
あらゆる部門で若者が権力を握る必要がある。
明治維新後の経済発展も若者の力であったし、
戦後の高度経済成長も若者の力であった。
いつの時代も長老支配は日本を停滞させるだけだ。
何より今回の選挙のキャスティングボードを握っている竹下派が、現在の派の会長が次の総選挙には出ないと表明しており、今回の選挙に誰を推すかが、派閥の今後を左右するともされている。一応は最大派閥は細田派であるが、どの派閥もみんな、竹下派に気を使っているのが実情。二階派等は、岸田をとことん葬り去る考えだが、竹下派次第でどう転んでいくか?
自民党政権を完全に肯定する気持ちは全くないけれど、こういう明確な権力闘争ができる政党は、ある意味健全な政党は他にないかもしれない。
他派閥に求めずに、自陣営を自主投票にしていれば、新しい自民を切り開いてくれるのではとの期待票が集まったはず。
先を読みきれなかったか?
守りの岸田になっては厳しいと思う。
むしろ一気に世代交代までしたらいい。
二階の敷いた院政に辟易した人は私だけじゃないはず。
派閥体制のやってることは戦国大名の買収合戦
国民の目は節穴ではない