大論破!岸田文雄氏、河野太郎氏に具体的な数字を示せと迫り、河野氏は明快な答えを示せず!!理屈倒れの河野氏と責任政治の岸田氏!!
自民党総裁選の論戦が始まった!
ここで衝撃的な展開が起きているのだ!何と、口達者と思われていた河野太郎氏が岸田文雄氏に次々と論破されているのである。
実は理屈倒れで意外と論戦に弱い河野太郎氏と、地道な勉強や対話を重ねたことで論戦に強いのが岸田文雄氏だったのである。
大論破!岸田文雄氏、河野太郎氏に具体的な数字を示せと迫り、河野氏は明快な答えを示せず!!理屈倒れの河野氏と責任政治の岸田氏!!
日本記者クラブは、9月18日に公開討論会を設け、4人の総裁候補が大激論を行ったが、特に目立ったのは河野氏と岸田氏の大論戦である。
決選投票に進むとの予測も出ている河野、岸田両氏が互いを意識したように論戦を繰り広げた。
(中略)
脱原発の持論を封印した河野氏。2巡目で高市氏から再指名され、「当面」容認という再稼働の期間などについて質問されたが、形勢不利とみたのか、自身の順番では“原発返し”はせず、最大のライバルである岸田氏を指名。年金問題を蒸し返し制度論を挑んだ。
高市氏に「当面は原発を再稼働する」の当面について尋ねられ、形勢不利と見て岸田氏への年金問題での攻撃を開始した河野氏。
しかし、岸田氏は鮮やかに河野氏を大論破したのである。
しかし、岸田氏は民主党政権時代の最低保障年金の議論を持ち出し、消費税率の上げ幅に関し「はっきりお答えいただきたい」と強く要求し返り討ち。
自身の順番が来ると「恐縮ですが」と“年金返し”をし「具体的数字を」「税率イメージを」と畳みかけた。明快な答えがないとみるや「実現可能性について、もう少し説明いただくことが議論には有益」とたしなめた。
ここまでは論破された感じの河野氏。
消費税で年金を賄うとの無茶苦茶な庶民が苦しむ劣悪な政策を打ち出した河野氏だが、それでは増税が将来的に必要になり、さらに必要になりかねないのだ。
実際、岸田氏は、この討論会では、かつて旧民主党政権の掲げた“月7万円の最低保障年金案”を例に挙げ、「確か消費税を8%上げなきゃいけない。実際は不可能だと言ってきた。何%上がるのか」と疑問視した。
まさにその通りである。河野氏は民主党政権の珍提案を焼き直ししようと実はしているのである。あの悪夢の民主党政権と同じ政策ということなのだ!!!こんな政策は何としても阻止しなければならない。
そしてもし可能だというのならば、岸田氏が指摘するように、具体的な数字や実現可能性を河野氏は示すべきなのだ。しかし前述のようにこれは不可能な政策だ。岸田氏の河野大論破である!
しかも、河野氏はエネルギーでも岸田氏に論破されたのである。
逆転を懸けた3巡目はエネルギー政策論に持ち込まれた。ふっかけてきた野田氏への“原発返し”で再生可能エネルギーのコスト面の優位性を訴えたが、次に控えた岸田氏がここぞとばかりに原発問題に参戦。不敵な笑みを浮かべて再び「恐縮ですが」と河野氏を指名、「原発再稼働を認める一方で核燃料サイクルは止めると。これは両立するのか」とただした。河野氏は岸田氏を納得させられず、最後まで疑義を呈された。
その通りだ!原発再稼働は認めるが、核燃料サイクルを止めると言うのは矛盾していることになる。
このように今回の討論会は、理屈倒れの河野氏と責任政治の岸田氏と言う構図を浮き彫りにしたのである。
こうして見ると、河野氏は公開討論に弱いのではないか???公開討論では、河野氏が今までの様な密室・非公開の場で官僚にやったような、「大きな声」や「乱暴な言葉」で相手を威圧して議論の優位に立つという事ができないからだ。それでは国会論戦やメディア対応を乗り切れない。
やはり河野氏は対話力を鍛え、政策を多様な人間と議論してから総理総裁を目指すべきであろう。