大問題!河野太郎氏「党は政府より低くないと困る!」「部会でギャーギャー言うよりも政務三役のチームに入れ!」と党の役割を否定する趣旨の発言!!→ 人の話を聞く気ないって言ってるようなものでは???
河野太郎氏がまたもや“問題発言”だ!
今度は「政高党低でなければ困る」だの「部会でギャーギャー言っているよりも、副大臣、政務官チームに入れ」だのと党の役割を軽んじるような発言をしたのだ!それも党改革の集会で、だ。政府は政府、党は党だ。しかも我国は議会制民主主義。党の役割も排除されていない。つまり党の改革もしっかりと必要なはずだ。
そして、これは。まるで党側の異論や反論を聞く気がないかのような発言だ!しかも、だ。この発想は悪夢の民主党政権がやって大失敗した珍案なのだ。ご存じであろうとも、ご存じでなくても本当にがっかりだ。
大問題!河野太郎氏「党は政府より低くないと困る!」「部会でギャーギャー言うよりも政務三役のチームに入れ!」と党の役割を否定する趣旨の発言!!
河野太郎氏は、9月21日、党改革を訴える若手議員の「党風一新の会」と意見交換を行ったが、そこでとんでもないことを主張した。
自民党総裁選に立候補している河野太郎ワクチン担当相は21日、衆院当選3回以下の議員でつくる「党風一新の会」との意見交換会で、党が首相官邸主導による「政高党低」の構図となっているとの指摘について「国会で説明責任を負うのは政府。政高党低じゃなきゃ困る」と持論を述べた。
党改革を訴えるグループとの対話で、自民党の役割を軽視するとは大問題だ!!河野氏は党の役割を何だと思っているのか???
これでは面と向かって、あなたは必要ないと言ったようなものだ!!!
そもそも、河野氏の党に対する考え方は、あの悪夢の民主党政権とそっくりなのだ。あの悪夢の民主党政権では、政策決定を内閣に一元化する方針のもと、政策調査会を廃止した。ところが、これが大失敗の下になった。政府の役職に就いていない国会議員の不満が爆発し、また政務三役の独善となり、結局、政調が復活することになった。
そして我国は議院内閣制であり、党の意見を重視することは大前提だ。それなのに河野氏は党を軽視する。これでは異論を聞きたくないと言われても仕方がない。
しかも、だ。
さらに河野氏はとんでもないことを主張したのである。
また、政策立案に関しても「(政府の)副大臣、政務官のパワーアップが必要。(党の)部会でギャーギャー言っているよりも、副大臣、政務官チームを半ば非公式に作ったらどうかと思う」との考えを示した。
完全に部会軽視だ!!!部会をバカにしている!部会は国会議員で構成されている。国会議員は各地で国民から選ばれた代表だ。それを軽視とはとんでもないことだ。
そもそも部会で発言するよりも、副大臣や政務官の下につけとは何事か!党の議論は重要なのだ。部会があるから党内野党も活動でき、多様な意見が生まれるのである。それが副大臣や政務官チームに入れば、党内野党は何もできない。
これでは他人の意見を聞く気が無いと宣言したようなものだ。もしも河野総理が誕生しても、これでは上手くいくとは思えない。自民党を軽視し、部会を軽視するような総理が、長期政権になるわけがない。
そして今回の総裁選での河野氏の発言には本当にがっかりだ。こんなに傲慢では、誰もついてこないだろう。このままではポスト菅総理ではなく、ポスト石破氏になりかねない。