立憲民主党「竹島、北方領土の問題解決に全力を注ぐ」 → 民主党政権時、李明博氏が竹島上陸した際「韓国の内政問題」と言った防衛大臣がいましたよね???
立憲民主党が極左勢力にとって長年の懸案事項だった外交安全保障政策を発表した。総選挙に向けて、自らが政権を担うのに相応しいと主張したいのだろうが、立憲民主党の前身、悪夢の民主党を思い出せば、決して鵜呑みには出来ない。
総選挙前に威勢のいいことを言うのが民主党以来の伝統だ。
立憲民主党が掲げた外交安全保障政策は、悪夢の民主党政権を振り返ってみれば、全く期待できない。なぜなら、立憲民主党の役員の顔ぶれが悪夢の民主党政権と変わりないからだ。つまり名前だけ変えただけの政党だ。
ランボルギーニはガワだけ変えたスペシャルモデルで大成功しているが、ランボルギーニと違って何の取り柄もない立憲民主党の議員が、その真似をしても成功することは絶対にあり得ない。
そして総選挙で、立憲民主党が敗北すれば、間違いなく枝野代表は交代だ。健全な野党を育てる為にも、立憲民主党に厳しい審判を下さなければならない。
懸案だった外交安全保障政策
立憲民主党は、「反政権」で集まった寄せ集めの勢力だ。寄せ集め故に、外交安全保障政策を取りまとめることは至難の業だったに違いない。
その枝野代表が満を持して、外交安全保障政策を発表した。
「政権とってこれをやる」とはすなわち公約だ。公約だが、立憲民主党の公約は、常に不信感が付きまとうのだ。悪夢の民主党政権がマニフェストで国民と約束した重要なことを、悉く破ったからだ。
立憲民主党はあくまでも旧民主党の系譜にある政党。外交安全保障政策には不安しかない。経験もゼロに近い。枝野代表が発表した外交安全保障政策だが、竹島・北方領土について「問題解決に全力を注ぐ」としている。
だが、悪夢の民主党政権を思い返せば、具体的内容がないこの一文であっても疑わしいのだ。
そして結局、具体案は示されていない。
竹島をめぐって、韓国に融和的方針を取っていた悪夢の民主党政権
悪夢の民主党政権時、竹島は大きな問題が生じていた。当時の韓国大統領である李明博氏が竹島に不法上陸したからだ。
我国固有の領土を不法占拠している事実に加え、大統領の不法上陸。日本国民の誰しもが激怒したこの事件で、悪夢の民主党政権が見せた対応を、国民の認識とは異なるものだった。
韓国・李明博大統領の竹島訪問をめぐり、森本防衛相が10日、「他国の内政へのコメントは控えるべき」などと発言したことに対し、与野党から批判の声が上がった。自民党は問責決議案の提出も検討している。防衛相は韓国の内政問題と言った覚えはないと釈明。
(略)
驚きの認識を披露し、国民を唖然とさせた悪夢の民主党政権。国民の反応を見てまずいと思ったのか、釈明に追われていた。
更にだ、李明博氏が竹島上陸したことで方針を変えたことがもう一つあるのだ。
玄葉光一郎外相は22日の参院決算委員会で、韓国が島根県の竹島を実効支配している状況について「不法占拠だ」と批判した。民主党政権はこれまで日韓関係への配慮から「法的根拠の無い占拠」との表現にとどめてきた経緯がある。外相が初めて「不法占拠」と明言したことで、韓国側の反発は必至だ。
外相は、李明博大統領の竹島訪問に触れ「今日から不法占拠という表現を使う」と表明。「韓国によって竹島の管轄権の一部を行使できない状況にある。不法占拠といっていい」と強調した。
李明博氏の上陸を受けて「不法占拠」と言う表現を使うことにしたと言うのだ。自民党政権時の表現をわざわざ「法的根拠のない占拠」と言う言葉に変え、そしてまた自民党政権が使っていた「不法占拠」と言う表現に戻したのだ。
悪夢の民主党政権が「法的根拠のない占拠」といった表現を使ったから、韓国側に誤ったメッセージが伝わったに違いない。
韓国が好き勝手やっていた悪夢の民主党政権時代。いくら立憲民主党が立派な外交安全保障政策を仮に掲げたとしても、主要な幹部が変わっていない立憲民主党の外交安全保障政策は、我国にとって危険でしかない。
立憲民主党が、悪夢の民主党政権と自身は違うと言うのであれば、まずは、悪夢の民主党政権と変わり映えしない幹部達を刷新してからにしてもらいたい。