珍説!メディア「岸田は安倍麻生の傀儡だゾォ!」 → 安倍総理が推す高市氏と激戦を繰り広げて1回目で1位の上に、福田総務会長を誕生させたことは無視ですか???
岸田総裁誕生で、さっそく珍説がメディアに出ている。本当にいつも同じことばかり。懲りない連中だ。
何と岸田氏が安倍元総理や麻生副総理の傀儡だと言うのである。
しかし、岸田氏が安倍元総理らの傀儡であるならば、安倍元総理が必死に応援した高市氏と死力を尽くして激戦を行い、1回目で1位になるはずもない。そして、安倍元総理と微妙な関係とされ、世代交代を目指す、福田達夫氏を総務会長に大抜擢するはずもない。
メディアは事実を見るべきだ。いい加減、憶測や希望で書くのはやめるべきであろう。
珍説!メディア「岸田は安倍麻生の傀儡だゾォ!」 → 安倍総理が推す高市氏と激戦を繰り広げて1回目で1位の上に、福田総務会長を誕生させたことは無視ですか???
新総裁の誕生を受けて、さっそく複数のメディアが「岸田氏は安倍麻生傀儡」などと悪質なデマを書き連ねている。
例えば、日刊ゲンダイは、早速以下のように推測混じりで書いている。
「早急に人事の『たたき台』をつくる」と言ったが、「たたき台」を持って安倍前首相や麻生財務相にお伺いを立てるのか。
(中略)
しょせんは、安倍・麻生傀儡政権なのだから、自分の人事などできるわけがない。
デイリー新潮も「安倍・麻生傀儡(かいらい)政権と呼ばれることは避けられないだろう。」などと書いている。(参考)
しかし、だ。
これらは根本的な事実を無視している。
岸田氏は、安倍元総理が必死に応援した高市氏と死力を尽くして激戦を行い、1回目で1位になっている。もし岸田氏が傀儡ならば高市氏に敗北もしくは降伏しているはずだ。それが死力を尽くして戦い、1回目の投票で1位となり、決選投票で堂々の勝利を得たのだから、傀儡のはずがない。安倍元総理も流石に強くは出られないだろう。
しかも、だ。岸田氏は、安倍元総理と微妙な関係とされ、安倍麻生氏らとの世代交代を目指している福田達夫氏を総務会長に大抜擢した。普通は当選三回が務めるポストではない。これは福田氏が岸田氏の党改革に共鳴しているからだろう。岸田氏が安倍麻生氏の傀儡ならば、こんな人事を断行できるはずもない。
総務会は、党の運営及び国会活動に関する重要事項を審議決定する最高機関であり、総務会長は党改革を断行するにはまたとないポストだが、本当に岸田氏が傀儡ならば、このような人事は出来ない。
安倍麻生氏とは協力しつつも、自分流の政策や人事を貫くのが岸田氏と言うことがよく分かる。小渕総理も「冷めたピザ」だの、長老の傀儡だのとメディアに誹謗中傷されたが、実際は全く異なっていた。
メディアは猛省すべきだ。そして、我国のよりよい未来のために、こうしたメディアの嘘に騙されないように、我々自身のリテラシーの向上や注意も必要だ。