岸田新総裁、新たな党役員人事を発表 「私は「適材適所」という観点に基づいて、人選をしました」と、マスコミを通さずブログでの理由説明がネットで好感
本日、新しい自民党役員人事を決定しました。私は「適材適所」という観点に基づいて、人選をしました。その理由について、ここで改めて皆さまにご説明させていただきます。ぜひ、お読みください。
📝ブログ:「適材適所」で新しい自民党を!党役員人事の狙いhttps://t.co/24gvAeUKRR https://t.co/Np3dUltQ8K pic.twitter.com/qdMtNEwPr4
— 岸田文雄 (@kishida230) October 1, 2021
本日、新しい自民党役員人事を決定しました。私は「適材適所」という観点に基づいて、人選をしました。その理由について、ここで改めて皆さまにご説明させていただきます。
【幹事長】
幹事長は、甘利明さんにお願いいたしました。幹事長という役職は、自民党所属の400人近い国会議員を束ねる、それだけの人間力、胆力、人望がなければなりません。甘利幹事長はこれまで、各国の利害が錯綜するTPP交渉において、担当大臣として優れた交渉力を発揮された実績があります。さらには税制調査会長として、党内の様々な意見を集約する力も発揮してこられました。
その交渉力や意見集約力、今までに経験されたさまざまな力を十二分に発揮していただき、党内400人近い国会議員をしっかりと束ねていただきたいと思います。また、これから行われる選挙、衆議院選挙、参議院選挙においても陣頭指揮をとっていただきます。
【政調会長】
政調会長は、高市早苗さんにお願いいたしました。総裁選を闘う中で、高市さんの優れた政策力、論理的な説明力、さらには討論力、こうした力を感じました。選挙における野党との政策論争、これは政調会長が先頭に立って行うことになるわけですが、野党との政策論争においても力を発揮していただきたいと思っております。政策の中身についても、高市政調会長は一度政調会長を経験されていますので、党内での意見集約もしっかり行っていただけるものと思っております。まずは、これから行われる衆議院選挙、参議院選挙において党内の経済・外交・安保をはじめ、さまざまな政策のとりまとめをやっていただきたいと思います。
【総務会長】
総務会長は、福田達夫さんにお願いいたしました。福田さんには、私とともに自民党改革をしっかりと仕上げていただきたいと期待しております。私は自民党の総裁選挙、出馬表明にあたり、まずは自民党改革を進めて国民の信頼回復をしなければならないと訴えました。かけ声だけではなく、具体的な党組織、ルールの変更を15項目にわたって発表しております。
こうした訴えを受け止めてくれたのも、福田達夫さんが代表を務める党風一心の会の皆さんでありました。自民党改革を訴えて総裁にならせていただいた以上、強い覚悟で改革に臨まなければなりません。最後は自民党総務会において、改革の承認を得ることになりますので、福田総務会長には自民党改革の仕上げまで、私とともにしっかり取り組んでいただきたいと思っています。
【選挙対策委員長】
選挙対策委員長は、遠藤利明さんにお願いいたしました。遠藤さんは、その人脈、人望、そして豊かな経験の中で、党内においても敵がいないのではないかと言われるぐらい、多くの方々から親しまれ、そして評価されている人物です。選挙においては、さまざまな調整も党内で必要となってきます。これまでの経験や人脈、人望を選挙対策という面において発揮していただきたいと思っています。【組織運動本部長】
組織運動本部長は、小渕優子さんにお願いさせていただきました。この組織、団体対策ということについては、従来は男性の世界という雰囲気が強かったように思います。しかし時代は間違いなく変化し、多くの組織団体においても女性の皆さんがどんどん活躍されています。こうした時代の変化を感じ、ぜひ小渕組織運動本部長には、女性の感覚をしっかりと受け止めて、自民党の組織団体対策の幅を広げていただければと思っています。そして女性の皆さんがどんどんと活躍の場を広げている組織との関係において、友好関係をしっかりつくっていただければと期待をしております。【広報本部長】
広報本部長は、河野太郎さんにお願いいたしました。この総裁選挙を通じまして、河野太郎さんの抜群の発信力、あるいは国民に対する訴求力、大きな力を感じました。一方、私はこれまで、発信力が弱いのではないかといった指摘を受け続けてきました。ぜひ、河野太郎さんには発信力という私の弱点をしっかりと補っていただき、助けていただき、二人三脚でこれから総選挙をはじめ様々な課題に立ち向かっていただければと思っています。私も総裁選においては、SNSを使ったさまざまな発信の試みにも挑戦をいたしました。発信の仕方もどんどん多様化しております。河野さんにはこうした時代の変化もしっかり受け止めて、自らの発信力や訴求力をベースとしながら、自民党の発信のあり方、広報のあり方についても、今一度考えていただき、自民党の発信力をより大きくしていくことにつなげていただければと思っております。
なお、河野さんは閣僚をやっておられますので、本日の段階では予定者となっております。
中略
今後の日程については、おそらく4日に国会が開かれまして、首班指名を受けたならば組閣ということになると想像しています。それ以後、副大臣、あるいは大臣政務官の人事が行われていく。こういった日程を私はイメージとして持っております。
派閥の色分けなど、いろいろなことをおっしゃる方もおられるとは思いますが、今後の人事においても「なぜこの人を選んだのか」「この方に何をお願いしたいと思っているのか」こういった点をしっかり説明することによって、適材適所であるということについて、説得力のある説明を行っていきたいと思っています。
全文はソースで
https://kishida.gr.jp/activity/7832
わが党は10月1日に臨時総務会を開き、岸田文雄新総裁を支える執行部を決定しました。
幹事長に甘利明、総務会長に福田達夫、政務調査会長に高市早苗、選挙対策委員長に遠藤利明、組織運動本部長に小渕優子、広報本部長に河野太郎の各衆院議員が就任しました。これに先立って参院自民党は9月30日、特別総会を開き、関口昌一参院議員会長を支える参院幹事長に世耕弘成参院議員を再任しました。
要所に経験豊かなベテランを配置する一方、総務会長に当選3回以下の議員を初めて登用。総裁選で論戦を交わした高市・河野両議員が政策・広報の要を担うなど、党内の老壮青幅広い人材の持ち味を最大限に生かして「ワンチーム」で国難に取り組むとの強い覚悟が表れた執行部となりました。
同日開かれた新体制初の役員会で、岸田総裁は「丁寧で寛容な政治を進めることで自民党の存在感を示し、政治の責任を果たしていきたい」とあいさつし、喫緊の課題であるコロナ対策や目前に迫った参院補選、総選挙での勝利などに向けて各役員の協力を求めました。
役員会後には党4役による記者会見も行われ、甘利幹事長は「岸田新総裁が掲げる理念をしっかり支えて、党を率いてまいりたい」と決意を表明しました。
●決定した党役員(10月1日)
幹事長 甘利 明
総務会長 福田 達夫
政務調査会長 高市 早苗
選挙対策委員長 遠藤 利明
組織運動本部長 小渕 優子
広報本部長 河野 太郎
これこらの人事についても何故この人を選んだのか説明してくださるのはとても分かりやすくありがたいです!
さっそくマスコミや多方面から野次を入れてるようですが、応援しております
とてもわかりやすく納得しました。
できたら昨日みたいに週1でもいいので、党4役の定例会見がみたいです。透明せいがあったらなおさら応援したくなります。
もちろん私は素晴らしい人だと思っています。
だからこそメディアから発信されるネガティブな言葉に辟易していました。
こういう形での発信有難いです。
できたらこれからもこのような発信をして頂きたいです
丁寧な文章にお人柄を感じました
これからが楽しみです
頑張ってください