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岸田総理、年内の「GoTo」再開に慎重姿勢「通常の社会経済活動を取り戻すためには、ワクチン接種、経口治療薬の二つが必須だ」

岸田総理大臣は、11日夜、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」に出演し、新型コロナウイルスによる経済低迷に対する対策である「GoToキャンペーン」の年内の再開について、慎重な姿勢を示しました。
岸田総理は「通常の社会経済活動を取り戻すためには、ワクチン接種、経口治療薬の二つが必須だ。これらを世の中に普及させるには年内いっぱいかかるのではないか」として、「GoToキャンペーン」の年内再開に慎重な姿勢を示しました。
そのうえで再開に向けては、ワクチンの接種証明や陰性証明などを活用する考えを示すとともに、前回のGoToキャンペーンでは恩恵が少なかったとの指摘がある中小・零細企業にも経済効果が波及するよう工夫する必要があるとの認識を示しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3568b12f38662b30ea70a90fc8aa8ea741a663d7

注目すべきは「経口治療薬」の普及をあげたことだ。ワクチンだけでは不十分で、感染対策のワクチンと治療薬のコロナ飲み薬が揃ってこそ、大々的に経済を回せると岸田総理は語っている。また、岸田総理は経口治療薬の年内実用化に意欲を見せている。

 岸田総理は新型コロナ治療薬の治験を行っている宿泊療養施設を視察し、飲み薬の年内実用化に意欲を示しました。

岸田総理が訪れた横浜市内の宿泊療養施設では、軽症の早い時期に服用し重症化を防ぐ飲み薬の治験が行われています。岸田総理は製薬会社の社長から説明を受けた後、投薬や健康観察のデモンストレーションを視察しました。

岸田文雄首相
「(飲み薬は)これからのコロナ対策の大きな決め手になる取り組みと認識しています」

岸田総理は、先月には全国の自宅療養者が13万人を超えたことをあげ、「こうしたことは再び起こしてはならない」と強調し、飲み薬の年内実用化に意欲を示しました。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4378965.html

岸田文雄首相は10日、横浜市内の新型コロナウイルス患者用の宿泊療養施設を訪れ、重症化予防の国産飲み薬の臨床試験(治験)を視察した。首相は視察後、記者団に「経口治療薬はコロナ対策の大きな決め手になる。治療薬の確保に向けての取り組みを進めたい」と述べ、年内実用化への期待感を改めて示した。

https://mainichi.jp/articles/20211010/k00/00m/010/091000c

岸田総理も、多くの国民が出かけたくてウズウズしているのは承知のはず。しかし、現在、感染拡大が収まっているとはいえ、ここでGOサインを出してしまえば、また感染拡大が起こる可能性が十分ある。経済界から「経済を回せ」と突っつかれているかもしれないが、同じ過ちを起こさない為にも、今回の慎重対応は評価すべきと考える。

二階氏を外した効果が出始めたのかもしれない。

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