日中首脳電話会談!岸田総理は、大方の予想通り、言うべきことを言い、中国に釘を刺した!!一方で、弱腰外務省は中国に配慮!?岸田総理、外務省の改革をお願いします!
岸田総理が、総理就任以降着々と諸外国との首脳会談をこなしている。同盟国のアメリカのバイデン大統領との電話会談から始まった岸田外交だが、8日には、中国の習近平国家主席との電話会談を行った。
岸田総理は、中国に対して「言うべきことは言う」と語っていた。その言葉の通り、中国にとって耳の痛い人権問題等にも言及している。
しかし、だ。岸田総理が是々非々で習近平国家主席に臨んでいるというのに、外務省は肝心なところを省略して報道発表を行っている。
我国の外交で弱点となっている外務省。岸田総理の手で何としても改革してもらいたい。
就任後初の日中首脳電話会談を実施!人権問題等で釘を刺す岸田総理!!
長きにわたって外相を務めてきた岸田総理。どのような相手でも問題ないと思っていたが、中国にも臆することなく、言うべきことを言い、中国の好き勝手にはさせないと意思を明確にした。
現状変更を行い、人権侵害に行っている中国に、その問題を岸田総理自ら提起したというのだ。
会談のあと岸田総理大臣は記者団に対し、沖縄県の尖閣諸島をめぐる問題や香港、新疆ウイグル自治区の問題について提起し、意見交換を行ったと明らかにしました。
そして「日中両国の間には、隣国であるが故にさまざまな問題もあるが、主張すべきは、しっかりと主張しながら、きょうの会談も踏まえ、今後も習主席と率直に議論していきたい」と述べました。
一方、記者団が、中国のTPP=環太平洋パートナーシップ協定への加入について質問したのに対し「その話題は出ていない」と述べました。
また、岸田総理大臣は習主席の国賓としての日本訪問については「きょうの電話会談ではやり取りはない。私自身、何も決まっていないと承知している」と述べました。
岸田総理自らが、我国の懸念や国際社会の懸念を伝えた。そして延期された習近平国家主席の国賓としての我国への訪問も「何も決まっていない」と内外に示したのだ。
「言うべきことは言う」と言っていた岸田総理。岸田総理が中国への姿勢を明確にする一方で情けない事態も起きている。
それが我国外務省の日中首脳電話会談の発表内容だ。
何処の国の外務省?中国に忖度しているなら、改革は待ったなし!
岸田総理が会談後、報道陣の前で語った日中首脳電話会談の内容。外務省も同様のことを発表しているものと思いきや、肝心なところが欠落している。
10月8日、16時30分から約30分間、岸田文雄内閣総理大臣は、習近平・中華人民共和国主席と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
1 冒頭、岸田総理大臣から、内閣総理大臣就任の挨拶を述べ、習主席からは、内閣総理大臣就任への祝意が示されました。
2 岸田総理大臣からは、両国間の様々な懸案を率直に提起しました。その上で、こうした問題を含め、今後対話を重ねていきたい旨伝えました。また両首脳は共通の諸課題について協力していくことで一致しました。
3 岸田総理大臣は、日中国交正常化50周年である来年を契機に、上記のような考え方に基づき、建設的かつ安定的な関係を共に構築していかなければならない旨述べました。習主席からは、そうした考え方に対する賛意と共に日中関係を発展させていくことへの意欲が示されました。また両首脳は両国間の経済・国民交流を後押ししていくことで一致しました。
4 岸田総理大臣から、拉致問題を含む北朝鮮への対応について提起し、引き続き日中が連携していくことを確認しました。
引用元 日中首脳電話会談
注目すべきは2の箇所にある「両国間の様々な懸案を率直に提起しました。」だ。これだと具体的に何を提起したのか皆目見当がつかない。
岸田総理が、尖閣諸島問題や香港、新疆ウイグル自治区の問題に強い姿勢で臨んでいるにも関わらず、外務省は何故具体的な表現を避けたのか。中国への忖度と思われても致し方ない。
外務省の情けなさは、対中国、そして8月のアフガンからの逃亡で痛いほど国民に伝わっている。世界に恥を晒し続ける我国の外務省を岸田総理の手で、何としても改革してもらいたい。