枝野代表「時代遅れになった戦闘機を購入しているのではないか」 → F35は最新鋭戦闘機の上に民主党政権が導入決定した機体ですよ！！代わりに何を買えばいいの？？？
枝野代表がNHKの番組でまたしても不可解な発言をした。
何と立憲民主党の枝野幸男代表は防衛費に関し「時代遅れになった戦闘機を購入しているのではないか」と述べたのだ。
しかし、だ。航空自衛隊が購入している戦闘機は最新鋭のF-35戦闘機だ。これが時代遅れならば、一体何を買えばいいのか？？？もしも戦闘機自体が時代遅れだと言うならば、それも間違っており、世界中が戦闘機を開発している。
おまけに、だ。F-35戦闘機の導入を決定したのは、枝野代表が経済産業大臣だった野田政権である。またしても自分の関係していた政権が決めたことを忘れた発言で呆れて物が言えない。
枝野代表「時代遅れになった戦闘機を購入しているのではないか」 → F-35は最新鋭戦闘機の上に民主党政権が導入決定した機体ですよ！！代わりに何を買えばいいの？？？
枝野代表は、１０月２４日、NHKの「日曜討論」に出演し、「時代遅れになった戦闘機を購入しているのではないか」と政府の防衛政策を批判した。
与野党党首は２４日、ＮＨＫの討論番組に出演し、３１日投開票の衆院選に向け外交・安全保障政策などをめぐり論戦を交わした。
（中略）
立憲民主党の枝野幸男代表は防衛費に関し「時代遅れになった戦闘機を購入しているのではないか」と述べ、精査が必要と訴えた。
意味不明だ！！！
枝野代表は、その戦闘機名を言っていないが、航空自衛隊がこの１０年で購入している戦闘機は最新鋭のF-35戦闘機だけだ。言うまでもないが、F-35は米国製であり、米国でも最新鋭機だ。
もしも、これを時代遅れならば、一体何を買えばいいのか？？？
もしも得代の代表が、有人戦闘機自体が時代遅れだと言うならば、それも間違っており、世界中が有人戦闘機を開発している。米国はNGAD、イギリスはテンペスト、ドイツやフランスはFCAS/SCAF、ロシアはチェックメイト、中国はJ-31、韓国はKF-21を開発中だ。（参考） もし有人戦闘機が時代遅れならば、世界中が間違った決定をしていることになる。
そもそも、だ。F-35戦闘機の導入を決定したのは、枝野代表が経済産業大臣だった野田政権である。しかも、野田政権はF-35戦闘機の性能を大絶賛していたのだ！
２０１１年の記事を紹介しよう。
政府は20日の閣議で、航空自衛隊の次期主力戦闘機（FX）に米国製の最新鋭機F35を採用することを了承した。24日にも決める2012年度予算案に、まず4機分を計上。16年度末からの納入を目指し、最終的に42機を配備する。1機当たりの調達費は約99億円と高額になる。今後30～40年の日本の防空戦略を踏まえて機体の先進性や高性能が重要だと判断した。
一川保夫防衛相は20日の閣議後、記者団に最終的なF35の導入数について「42機を取得する」と明言した。政府は閣議に先立つ安全保障会議（議長・野田佳彦首相）で、防衛省の点数評価制で最高点を得たF35の採用を決定。レーダーで発見されにくい高いステルス性を持ち、僚機や地上と情報共有できるネットワーク力に優れた唯一の「第5世代機」だ。防衛相は「安全保障環境の変化に対応できるような性能を有している」と説明した。
こんなに大絶賛して導入したのに、今になって戦闘機の導入を批判するのはおかしいのではないか？？？自分はその際の閣僚であったはずだ。反対ならその時に進言すべきであろう。
そもそもこの戦闘機を買うべきでないならば、何を買うべきかを言うべきであろう。
少なくともF-35戦闘機の導入を決定したことについても説明が必要だ。
そうしたことをせずに批判に終始する枝野代表の防衛政策には国民が信頼を寄せることはないであろう。