中国、タリバンへの支援継続表明「中国はアメリカなど、西側諸国による制裁の解除を求めている」

　中国の王毅外相はアフガニスタンのタリバン暫定政権の幹部と会談し「女性や子どもの権利を守ることを期待している」などとしたうえで引き続き人道支援を行う考えを示しました。

中国外務省によりますと、王毅外相は２５日、訪問中の中東カタールでアフガニスタンのタリバンの暫定政権の副首相バラダル師と会談。「すべての民族を束ねて女性や子どもの権利を守り、近代的な国を築いていくことを期待している」と話したということです。そして、「中国はアメリカなど、西側諸国による制裁の解除を求めている」として、人道支援を引き続き行う考えを示しました。

これに対し、バラダル師は感謝の意を伝えたうえで「いかなる勢力も中国に危害を加えるためにアフガニスタンの領土を使用することは許さない」とテロ対策を強調したということです。

中国としてはタリバン暫定政権との関係を強化し、アフガニスタンの混乱が国内に及ぶのを防ぎたい考えがあるとみられます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d53c81dbc86e53dfd9c1b1b8f270c7d12de4809d

ネットの反応(引用元）

支援と引き換えに、何を得たのか？
内戦状態が長かったから、まだ未開発の鉱山とかあるのかもしれない。
テロの波及を防ぐと同時に資源開発・経済支援を進め一帯一路とかいう
経済構想を実現していくのだろう。

面白い取引です。

人権を無視する中国共産党と
同じく人権など知った事では無いと云うタリバンが手を取り合って

国際社会に支援を要求すると。

自分達の弾圧は横に置いて
取り敢えず、支援のカネを寄越せ。
何ともご都合主義が過ぎるとは思いますが

コレが共産党のやり方だと思えば
そうですよねー。そうなりますよねー。
っとしか思えない。
むしろ、思えないヤツが一番ヤバいと思うんですが。。。。。

本音はアフガンとの国境地帯において、タリバンの影響力でウイグル独立派を何としても抑えたいところでしょう。パキスタンでの襲撃事件もそうだけど、ISの復活は中国にとっては害しかなく、内心アメリカの撤退を相当悔しがったはず。

やっぱりと言ったところでしょう。
タリバンに金銭的援助をこっそり行い、勢力を伸ばし、アメリカの影響力排除を行なっていた可能性があります。
自国内のイスラム教徒との兼ね合いを言うかたがいらっしゃいますが、タリバンは支援してもらえる大国が欲しく、中国共産党はアメリカの影響力排除ができれば、なんでもよいのでしょう。

中共がタリバン支援継続と言うのであれば、何か見返りは当然ありますよね。採掘権などいろいろと。この国が無償で支援はしません。支援された国は将来的に支配される可能性は高い。しかし、いろいろな国々が苦戦したアフガニスタン。はたして思惑通りに事が進むかな？さらに世界から警戒されどんどん孤立して国力低下していって下さい。そう願います。

これからの中国のやり方には恐怖しかない。
一帯一路も既に充分怖かったのですが、欧州やアフリカへの影響力、なんだかんだですごい交渉力、根回し力。
どうなってしまうんだろう。
すべての物価、貿易、文化、利害関係諸々が中国次第になるのだろうか。

女性や子供の権利を踏み躙っている、非人道的なタリバンに「人道支援」とは、本末転倒もいいとこだな。
というかウイグル自治区への仕打ちを考えても、そもそも中国が「人道」なんて言葉を使うこと自体滑稽で、何の説得力も無い。

お金と引き換えにほんと恐ろしい国だよ！「女性と子供の権利を守るように」願っています？口八丁手八丁の外相コメント。
お金も兵器も軍隊もアメリカに変わって出してください。そして、ISの討伐を頑張ってやりましょう！
これをやらなければ、タリバンは新疆ウルムチの同胞解放に動きますよ！何たって同胞は漢族じゃない、イスラムの同胞ですよ！何時までタリバン暫定政権と握手をできるのでしょうか！

こんな発言したらダメかもしれないけど、狭い国境地帯からタリバーンと敵対しているISが中国ウィグル自治区に入り込んだらどうなるのだろうか。
バイデン政権がそういう事を計算して、裏でISを手引きしてアフガンから手を引いたのならすごいけど。

中国が目指しているのは、近隣は自国領土とし、遠方は事実上の経済的支配下に置く事。
米に代わって世界標準を中国とし、ドルに代わって人民元を基軸通貨とする事。
その一環としての行動。
タリバンは軍事力で支配するより、経済力で飲み込むつもりなんでしょう。
ついでにＩＳを駆逐してくれたらラッキー程度で。