岸田総理が大改革の意向を表明!!子ども関連の政策を一元的に担う省庁創設を目指す!!
総裁選の時、いち早く党改革案を示した岸田総理。その改革が党だけではなく、行政でも行われることになりそうだ。
岸田総理は出演した番組内で、子ども関連の政策を一元的に担う「こども庁」の創設を目指す考えを示した。子ども関連の政策は、文部科学省や厚生労働省といった複数の省庁で現在は行われている。
それを一元的に担う省庁を新設することは大改革だ。子供は国の宝だ!
そしてこの「こども庁」は、自民党が提言をまとめていたもの。つまり、岸田総理の改革精神と聞く力といった政治姿勢をそのまま映し出すものだ。
岸田総理の政治姿勢を如実に表す省庁新設に期待だ。
来年の通常国会で関連法案を提出する意向を表明!!
総選挙の最中に岸田総理が重大な意向を表明した。今は、複数の省庁にまたがっている子ども関連の政策を一元的に担う「こども庁」の創設に向けて、来年の通常国会で関連法案を提出することを表明したのだ。
岸田文雄首相は26日夜のBSフジの報道番組で、子ども関連の政策を一元的に担う「こども庁」の創設に向け、来年の通常国会で関連法案の提出を目指す考えを表明した。「こども庁は年内にも与党でしっかり結論を出し、来年の通常国会に法律を出すことができれば」と述べた。
こども庁創設は菅義偉前首相が在任当時に縦割り行政解消へ向けて打ち出し、岸田内閣では野田聖子こども政策担当相が所管。ただ、文部科学省や厚生労働省を含む調整は難航も予想される。
岸田総理は、子ども関連政策の縦割りの弊害を打破しようとしているのだ。多くの省庁にまたがっていることを考えれば、霞が関の抵抗も予想される。
しかし、だ。岸田総理は、自民党総裁選で自民党所属の重鎮議員の族議員に臆することなく、党改革案を発表した実績がある。
岸田総理の実績を考えれば、霞が関の抵抗も容易に乗り越えてくれるはずだ。また岸田総理が表明した「こども庁」は、岸田総理の政策の特徴が表れたものだ。
岸田総理の聞く力!自民党でまとめられた「こども庁」
岸田総理は、唐突に省庁の新設を言い始めたのではない。この「こども庁」については、6月にすでに自民党内で動きがあった。
子どもに関連する諸課題に一元的に取り組む「こども庁」の創設に向けて議論する自民党の「『こども・若者』輝く未来創造本部」は3日、政府への緊急決議をとりまとめた。政権は、次期衆院選の目玉公約に掲げたい考えだが、決議では具体的な組織改編には踏み込まなかった。
緊急決議では、政府の少子化対策について「残念ながら成果が表れているとは言いがたい」として、「こどものための政策のあり方を、抜本的に改革しなければならない」と指摘した。
各府省で個別に実施している政策について、一元的に整理する必要があるとして、総合調整機能をもつ行政組織・こども庁(仮称)を創設して担当大臣を置くことを提言した。不妊治療の支援拡充や、子ども関連施策にかかる予算の拡充なども要請した。政府が今月まとめる「骨太の方針」への反映を求める。
引用元 こども庁創設に向け自民が緊急決議
岸田総理が党内での動きに、耳を傾けたからこそ、通常国会で関連法案が提出される運びになったのだ。
自民党が指摘しているように、少子化対策が上手くいっているとは言い難いのが現状だ。効率的に政策を実施するには、一元的に政策を整理することが理に適っている。
岸田総理は、自身の特徴を「聞く力」と言っていた。まさに岸田総理の政治姿勢が反映されたものが「こども庁」と言える。
岸田総理の改革精神と「聞く力」の結晶とも言える「こども庁」の創設。岸田総理が手掛ける行政の大改革に要注目だ。