大正論!岸田総理「共産党を含む政権ができたならば、どんな外交安全保障になってしまうのか」と危惧!!台湾政府が米軍駐留を認めた今、岸田総理の指摘は正しいのでは???
岸田総理がまたもや強気な面を見せた!
自民党で最も温和な政治家だが、もしも野党連合が政権をとれば外交が大変なことになると力強く訴えたのである。
外交の岸田らしい危機感の表れであろうが、台湾政府が米軍駐留を認めるなど、東アジア情勢の危機が高まる中、これは大正論ではないか???少なくとも安保法制廃止などと言っている場合ではない。
大正論!岸田総理「共産党を含む政権ができたならば、どんな外交安全保障になってしまうのか」と危惧!!
岸田総理は、10月27日、応援演説で外交の岸田として、野党が政権交代した場合の危惧を訴えた。
岸田文雄首相は27日午前、(中略)「共産党を含む政権ができたならば、どんな外交安全保障になってしまうのか」と述べ、共産党と連携する立憲民主党を暗に批判した。
(中略)
この日の演説で首相は、北朝鮮の弾道ミサイル発射や中露艦艇による日本周辺海域での動きについて触れ、「こういったときこそ、しっかりとした外交安全保障を進めなければならないと強く感じている」と強調した。
その通りだ!
閣外協力としながらも、共産党の協力で選挙戦を勝ち抜いた政権が、共産党に政策面での配慮をしなければならないのは火を見るよりも明らかだ。共産党に忖度して行う外交に岸田総理が危機感を持つのは当然ではないか???
そして野党勢力は、安保法制廃止を未だに訴えているのである。安保法制がなければクアッド等のインド太平洋での協力が進まないのに、廃止を訴えるなど無茶苦茶だ。
それに、だ。岸田総理も指摘するように北朝鮮が潜水艦発射型弾道ミサイルを発射し、中国とロシアの連合艦隊が我国を一周するこの時期に防衛力の強化こそなされるべきだ。
枝野代表は、この岸田総理の批判に答えるべきであろう。
台湾政府が米軍駐留を認めた今、岸田総理の指摘は正しいのでは???
しかも、だ。
何と今週、台湾の蔡英文総統は、何と米軍が台湾に駐留していることを明確に認めたのである!!!
台湾の蔡英文(ツァイインウェン)総統は26日、CNNの独占インタビューに応じ、中国からの脅威が「日々」増大しているとの認識を示し、台湾における米軍の存在を初めて認めた。米中間の緊張が高まる中、台湾はその中心に位置している。
(中略)
米軍は昨年早く、米陸軍特殊部隊の訓練教官が台湾にいることを示す動画を投稿し、その後削除した。昨年11月には、台湾国防部(国防省)が米軍が台湾で現地兵士を訓練していると一時発表したが、その後地元メディアに対して否定した。
蔡総統は台湾に現在存在する米軍要員の正確な数には触れなかったものの、「人々が思うほど多くはない」と述べ、「我々の防衛能力強化のため米軍と幅広い分野で協力している」とも語った。
これは歴史的にみて前代未聞だ!
蔡英文総統が、米軍が台湾に駐留していることを大発表するほど台湾海峡の情勢は危機的なのである。
そんな時期に共産党に配慮しなければならないような政権が誕生したとして、外交がちゃんとできるのか???それに危機感を覚える岸田総理の判断は当然であろう。
そして、岸田総理は台湾有事の際には安保法制で自衛隊を出動させるべきと過去に主張している。(参考)枝野代表は、岸田総理のように台湾有事の際に我国がどうするかをきちんと説明すべきだ。
そして、繰り返しになるが、岸田総理の危惧に正面から答えるべきであろう。
そしてこれは岸田総理だけの危惧でもない。これは国民全員のとっての平和の危惧であることを理解しなければならない。