岸田総理、絶対安定多数獲得に「政権選択選挙において大変、貴重な信任をいただいた」
岸田文雄首相(自民党総裁選)は31日夜、フジテレビ番組に出演し、自民、公明両党で過半数の233議席を確保する見通したことに関し、「その通りであるとしたならば、政権選択選挙において大変、貴重な信任をいただいたということになる。いずれにせよ、引き続き開票結果、緊張感をもって見つめていきたい」と述べた。
自民党が公示前よりも議席数を減らしたことについては「衆院選は政権選択選挙であり、与党で過半数というのは絶えず変わらないと思うし、今回も変わらない。自民党の議席が減ったことについては内容を分析した上で、しっかり受け止め、今後の取り組みにおいていろいろと参考にしなければならない」と語った。
一方、衆院選の結果を受け、閣僚や党人事を実施するかを問われ、「基本的には今の体制、閣僚も党役員もスタートしたばかりなので、基本的には触ることは考えていない。個別の人事については、丁寧に本人とも話し合いながら考えていくのがスタンスだ」と強調した。
甘利明幹事長が地元の神奈川13区で敗北した場合の対応については「(甘利氏自身の)選挙の結果がまだ出ていないわけだから、結果が出る前にどうこう言うのは私の立場からは控えなければならない」と述べるにとどめた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2af67e900fb463faabf3043c582ba5df40e7a1e6
絶対安定多数とは
▼絶対安定多数 与党が安定して国会を運営するために必要な議席数の目安。衆院であれば261議席となる。衆院に17ある常任委員会の委員長ポストを独占し、委員会で過半数の委員を与党が確保できる状態を意味する。中立的な立場をとる委員長の判断がなくても、与党は自党の議員だけで法案を可決できる。
与党は衆院で261議席を下回ったとしても、244議席以上を占めれば衆院の全委員会で委員長を出せる「安定多数」となる。この場合は衆院の全常任委員会で野党側と同人数の委員を確保できる。日本は実質的な審議を本会議ではなく各委員会で開くため、各委員が法案の行方を左右する。
自民党の公示前勢力は276議席だった。16議席以上減らせば絶対安定多数、33議席以上減らせば安定多数をそれぞれ下回る計算だった。政権の求心力にかかわるため、自民単独でどれだけ議席を得られるかが注目されていた。与党が憲法改正を発議するためには議員定数の3分の2にあたる310議席以上が必要だ。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA282X90Y1A021C2000000/
過半数は超えたものの、議席は減らしたわけですからここをよく見つめなおして国を運営してほしいです。野党が頼りなくて勝ててる側面が大きいですよ。
まともな野党が出てきたら、自民党は食われると思いますよ。
今の自民党は信頼無いが、立民はそれ以上に信頼が無い
立民は、早く、枝野、蓮舫ラインを一新すべきだ
現実的な中道的な政策を提言し、次の4年間、国民に訴えるべきだ
安倍、麻生の影響力は、今後も続くような気がします。
次のチャンスは来年の参院選です。
もっともっと投票率を上げることが必要だと思います。
野党もそこまで伸びず、維新はよく伸びた。
そんなことよりも、自民のいわゆる重鎮、大臣経験者などが軒並み苦戦し、落選した結果が大変面白い。
新陳代謝をしっかりとしなさいということだと思う。
みんなが自民党を支持していないし、反発も多い。
なぜかということをもう一度考えてほしい。
叩かれるのは目に見えてるのに。
他の人材を幹事長にしていれば議席を減らす事は無かったと思うけどな。
その受け皿が維新になったの。
国民民主も上積みはあるけど、立憲は現状維持って感じか。
要は自民は嫌だけど、立憲は自民の代わりにはなり得ないって判断を国民がしたってことでしょう。
ただ、残念なのはこれで減税はなさそうだな~ってこと。
消費税の減税やガソリン税の廃止は無理なのかね。