立憲民主党代表候補、現時点で報道される名前の多くは「希望の党」出身者ばかりだけど、それでいいの???枝野さんがもう一度、代表に出馬した方がよいのでは???
110から96議席に大幅減の大敗北の責任を取って代表を辞職した枝野代表。
立憲民主党の次の代表として、複数の名前が挙がっている。
しかし、だ。そこで名前が挙がっている候補はほとんどが「希望の党」出身者で、全員旧立憲民主党の結党時のメンバーではないのだ。果たしてそれでよいのだろうか???いっそのこと、枝野代表が再出馬した方がマシなのではないか???
立憲民主党代表候補、現時点で報道される名前の多くは「希望の党」出身者ばかりだけど、それでいいの???枝野さんがもう一度、代表に出馬した方がよいのでは???
立憲民主党の代表選挙は現時点では混戦模様だ。
現時点で、小川淳也元総務政務官(50)に加え、大串博志役員室長(56)が3日、新たに立候補を検討していることを明らかにした。泉健太政調会長(47)や、馬淵澄夫元国交相(61)、玄葉光一郎元外相(57)も浮上している。
そして、何と立候補を表明した小川氏も大串氏も、そして候補に浮上している泉氏も馬淵氏も玄葉氏も「希望の党」から立憲民主党に合流した人間である。玄葉氏は民進党に籍を置いたまま無所属で出馬し、希望の党からも立憲民主党からも公認を受けなかった。
言うまでもないが、旧立憲民主党は「希望の党」から“排除”された政治家の“救命ボート”として船出した。希望の党と旧立憲民主党はそうした“遺恨”の関係だったはずであろう。
それなのに創設者である枝野代表が代表辞職すれば、名乗り出たり、候補として名前が挙がるのは、平和安全法制を肯定していた「希望の党」の出身者ばかりか、無所属だった人物なのである。
確かに小川氏などは希望の党から出ながらも改憲などには反対していたが、それはそれで問題だろう。それならば最初から旧立憲民主党に参加すればよかったことになる。
旧立憲民主党も、新立憲民主党も平和安全法制を廃案にしろと叫んでいるが、その代表がそれでいいのか???創設メンバーでない人間が二代目代表でよいのか???
これでは筋が通らないのではないか???
しかも、だ。この名前が挙がった中で、大臣経験者は玄葉氏と馬淵氏のみだ。大臣も経験していない人間が政権交代を主張する野党第一党の代表に相応しいかは微妙であろう。
小川氏も泉氏も大串氏も政務官しか経験していないのである。それも10年近くも前の話だ。果たして、そのような代表が政権交代を実現したとしても、まともな政権運営ができるかは、かなり怪しい。
こうなると、玄葉氏か馬淵氏の方が、代表としてはまだマシと言うことになるであろう。特に無所属出身の玄葉氏はさらにマシかもしれない。
確かに枝野代表には多くの問題があった。しかし、だ。それでも旧立憲民主党の生え抜きの創設者であり、一応は官房長官と経産大臣を経験している。今回の大敗北とその原因である容共姿勢を反省して、代表選に出馬してカムバックする方が、今名前が挙がっている候補者らよりも、我国の政治の為には、マシな気がしないでもないのである。
枝野氏の猛省と再起を期待したい。そして、枝野氏に代表を期待しなければならないほど、立憲民主党は人材不足なのである。もはや維新や国民に潔く野党第一党の座を明け渡し、分党して共産党に合流するべきではないのか???