仏、炭素排出量の実質ゼロ化を達成するために原子炉建設を再開 マクロン大統領「原発増設は「妥当な」価格を維持するのに不可欠」
フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は9日、エネルギーや環境の分野で増大する課題に対処するため、原子力発電所の新設を再開すると発表した。
マクロン氏は国民向け演説で、「フランスのエネルギー自給を保証し、わが国の目標、特に2050年までにカーボンニュートラル(炭素排出量の実質ゼロ化)を達成するために、わが国は数十年ぶりに国内での原子炉建設を再開する」と明言した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2253b38306dc3e6c79997ecd7334b08884b9ea39
マクロン大統領「原発増設は「妥当な」価格を維持するのに不可欠」
マクロン氏はテレビ演説で「数十年ぶりにわが国での原発建設を再開するとともに、再生可能エネルギーの開発を続ける」と表明した。
大統領選を5カ月後に控えたフランスでは、エネルギー価格の高騰が家計を圧迫することへの懸念が高まっている。マクロン氏は、原発増設は「妥当な」価格を維持するのに不可欠だと説明。フランスのエネルギーの独立性と、2050年のカーボンニュートラル達成が狙いだと述べた。
マクロン氏は詳細を示さなかったが、政府は数週間中に欧州加圧水型原子炉(EPR)、最大6基の増設を発表すると予想されている。
https://jp.reuters.com/article/france-macron-energy-idJPKBN2HU2O2
この一手があるから、COP26で 石炭火力廃止に署名できたのです。
しかし、日本は「原発増設なんてもってのほか」との意見が多いため、火力から原発メインにシフトできません。だから石炭火力廃止に署名できなかったんです。萩生田経産相も「単一の完璧なエネルギー源がない現状では、多様なエネルギー源をバランスよく活用することが重要」と述べていました。本当にその通りです。
日本が石炭火力廃止にサインしないことに文句言いながら脱原発を訴える人が居たら、江戸時代の生活に戻ってください!
現実を見ずになんでもかんでも反対する人達には辟易。
カーボンニュートラルとは言うものの、やはり再エネでは今現在の電力量を賄うことは不可能or超高額になることは目に見えている。
日本でも太陽光発電なんか力入れてるように見えるけれど、結局山肌を削って元も子もない感じになっている。また事故にも繋がっているという。
”安全に運用”できるのであれば、原発が今の時代ではベストな選択なんでしょう、、
日本人の何割かが言う「環境を守れ」「燃料価格を下げろ」「電気料金を下げろ」「原発反対!」の全てを実現する事は、今の人類には不可能だ。原発を新増設すれば、4つの内3つを解決する事が出来る。もちろんリスクは有る。ただ、常にリスクはベネフィットと比較されるべきで、リスクを単体で語る事に意味は無い。
日本においては新設はしなくても、既存の原発を全て動かす事で大きく改善される。期限を迎えるものも有るが、安全確認後代替電源を見つけるまで延長する。こういった現実的な議論を是非して欲しいと思う。利権だなんだってのは、反原発の為の口実だ。代替電力が出来ても、必ず利権はついて回るのだから。
理想は再生可能エネルギーによる目標達成でしょうが、現実的には無理ということでしょう。
再生可能エネルギーの面積あたりの発電効率もまだまだ足りないですし、再生可能エネルギーについて回る「発電量の不安定さ」を吸収する蓄電技術(電池)の技術ももう数段階ブレークスルーが必要。
それらを待つ間「時間稼ぎ」が必要となる。
その時間稼ぎの方法は「老朽化した火力発電所を最新型にリプレースするし、排出量を軽減する」そしてこの話題にもある「原子力発電の割合を増やす」です。
原子力発電も欧米は設置面積の問題解消や管理のしやすくするため「小型原子炉」の開発が進んでいます。
車で誰もが知っているロールスロイスも今開発に多額の出資をしています。
まずは既存原発の安全を確保した上で再稼働が必要だろう。
そして、高市早苗氏が言っているように小型原発(小型モジュール炉:SMR)の開発を急ぐべきだと思う。
谷を埋め田畑をつぶして「地球に優しい」自然エネルギーに頼るよりなんぼかマシ。
そもそもすべての熱源である太陽自体が核融合反応な訳だし。
温暖化は確実に進む
電気を使うことを減らして不便な生活をしたくなければ
原発を推進するしかない