習主席が米主導で進む包囲網の動きを批判「冷戦時代の対立と分裂の状態に戻ってはならない」
中国の習近平国家主席は11日、オンラインで12日開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を前にビデオ演説を行った。
「アジア太平洋地域は冷戦時代の対立と分裂の状態に戻ってはならない」と述べ、対中包囲網の形成を図る米国などをけん制した。
この中で習氏は「イデオロギーによる線引きや、地政学上の小さなサークルづくりに前途はない」と言明。日米とオーストラリア、インド4カ国の連携枠組み(クアッド)のほか、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」を念頭に、米主導で進む包囲網の動きを批判した。
習氏はまた、中国が環太平洋連携協定(TPP)への加入を申請したことに関連し、外資系企業に対する参入制限の緩和や、農業・製造業の全面的な開放、サービス業の開放拡大などの取り組みを進めていくと強調。TPP加入への支持を呼び掛けた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa74165d8ee862586217c1d7d70de3b75e511cff
まずは、英国の加入手続きを完了させることが最優先だ。そうすれば、(国内産業の保護を求める世論が強い)米国にも参考事例となり、TPPに引き戻すキッカケになるだろう。米国が未参加のTPPは、脆弱であるがゆえに現在の混乱を招いた。
TPPには「国の安全に絡む分野を外せる規定」がある。中国はその規定を利用してTPPの骨抜きを狙っているとの見方もある。TPPは「法の支配」・「透明性」を重視する「欧米流」の価値観で経済発展させる枠組みだ。「一党独裁」の下で「不透明」な仕組みを維持する「中国流」の価値観を世界に拡散させてはならない。
>日米とオーストラリア、インド4カ国の連携枠組み(クアッド)のほか、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」を念頭に、米主導で進む包囲網の動きを批判した。
側面的なプレッシャーをかけるという意味でじわじわと効果は出ているのかな。
中国=永久皇帝を目指す習キンペーが一番嫌がる事を、西側諸国はドンドン実施すべきなのは間違いない。
>中国がTPPへの加入を申請したことに関連し、外資系企業に対する参入制限の緩和や、農業・製造業の全面的な開放、サービス業の開放拡大などの取り組みを進めていくと強調。TPP加入への支持を呼び掛けた。
国際条例を無視してきた中国、並べている綺麗ごとはすべて大嘘なんだから、議長国日本は率先して毅然と拒否し潰すべし!!
「冷戦時代」は、共産圏への戦略物資などの特定品目の輸出規制程度で済んだけど、下手をすると輸出入全般に規制が掛かっても不思議では無い段階に進みつつあると思うよ。
もし、これ以上、段階を進めたくなければ、中国の体制変更が必須でしょう。諸悪の根源の「共産党一党独裁」を可及的早期に止めるべきだと思うよ。
でなければ、太平洋戦争前の大日本帝国の二の舞を演じることになる可能性すら否定できないでしょう。
一昔前ならば アメリカのつまらぬ方式より 我に 一帯一路 ありとして 順風満帆で動いていたものを・・・
其が今では アメリカを視ていかざるを得ないし、アメリカ主導の新規同盟方式に一喜一憂
で、最後はTPPに加盟させろと脅し半分 此のメッキの剥がれかた 旧ソ連より惨いね。
領土拡大の野心を隠そうとしない中国に、それでも従ってきたアジアやアフリカの国々が、中国経済が傾くにつれ反抗的になっていく様子がニュースを見ていると良くわかるw
こんな自己中、未だかつて、見たことも無い。
冷戦中のソ連は、それなりの倫理は持ち合わせてました。
独裁者の金平、なりふり構わず国内では粛正、ガス抜きで周辺国に嫌がらせ、過去から全く学ばない独裁者。間もなく終わる。
この調子でTPPに加入したら、毎日が大騒ぎでTPPの業務が停止する可能性も考えられる。