第二次岸田内閣発足!岸田総理が記者会見で新型コロナ対策や分配を改めて表明!!
特別国会で岸田総理は改めて総理に指名され、第二次岸田内閣が発足した。外相以外は再任された第二次岸田内閣だが、第二次岸田内閣の発足を受けて、岸田総理が記者会見に臨んだ。
主張してきた政策の実現に向けた道筋を早々につけてきた岸田総理。当然、記者会見の内容は、今後の岸田総理が行う政策が含まれている。
記者会見では、国民からの関心が高い新型コロナ対策や、岸田総理が掲げる「分配」についての発言が岸田総理からあった。
本当に岸田総理は、ここまでは、よくやっている。スピード感をもって政策実現に向けて手腕を発揮することは間違いない。
最優先課題と位置付ける新型コロナ対応!!!
新型コロナの感染状況が急激に好転した我国。しかし、だ。諸外国の状況を見れば、油断できない状況にあることに変わりない。
岸田総理は、国民の不安要素となっている新型コロナ対応について、次のように語っている。
新型コロナ対応は引き続き最優先の課題です。今週中に新型コロナ対応の全体像を取りまとめ、国民の皆さんにお示しいたします。
まず、今後感染力が2倍になった場合にも対応できる医療体制をしっかり確保いたします。
公的病院の専用病床化を始め、新たな病床を確保し、病床使用率を8割以上といたします。この夏に比べて3割増しの3.5万人以上の方が確実に入院できる体制を11月末までに作ります。軽症者向けの宿泊療養施設についても、今年の夏と比べて2割増、1万室以上増やしてまいります。全ての自宅、宿泊療養者に、遅くとも陽性判明の翌日までには連絡を取り、健康観察や診療を実施できる体制を確保いたします。これらの取組に加え、ワクチン、検査、飲める治療薬の普及による予防、発見から早期治療までの流れを更に強化いたします。
引用元 岸田内閣総理大臣記者会見
医療体制を整えることは、多くの国民が望んでいることだ。岸田総理には、感染拡大局面でも十分に対応できる医療体制を構築してもらいたい。
更に岸田総理は、ワクチンの3回目の接種についても12月から開始すると明言もしている。国民の安心・安全を確保する為に、岸田総理には、万全な新型コロナ対策を練り上げてもらいたい。そして多くの国民は知らないだろうが、我国の空港のコロナ対策は本当に海外と比較すると別格に厳しい。予算もかかるだろうが、これも大切にしていくべきだ。
記者会見で新型コロナ対策について語った岸田総理だが、注目すべき箇所はそこだけではない。
公的価格の抜本的見直し以外にも、税制改革で民間の分配を促す!!
岸田総理は、公的価格評価検討委員会を設置し、公的セクターの処遇改善に取り組んでいる。そこに加えて岸田総理は、民間の処遇改善に向けて、税制改革をする姿勢を見せたのだ。
まず、民間部門による分配の強化に取り組んでまいります。給与を引き上げた企業を支援する賃上げ税制について、控除率の大胆な引上げなど制度を抜本的に強化し、賃上げを後押しいたします。月内に行う、次回の新しい資本主義実現会議において、来年の春闘に向け、賃上げの議論をスタートさせます。私が労使の代表と向き合い、賃上げを促してまいります。
企業の成長と給与の引上げを両立する鍵は、人であり、人への投資です。働き手がデジタルなどの新しい時代のスキルを身につけられるよう、人への投資を抜本的に強化するための3年間の施策パッケージを設けます。予算を大胆に投入し、職業訓練や能力開発、正社員化や処遇改善への支援を拡充いたします。女性、高齢者が活躍しやすい職場環境づくりを進めてまいります。
岸田総理は、「令和版所得倍増計画」を掲げていた。一部メディア等は、所信表明演説で触れなかったことで、「岸田カラーが消えた」と批判していたが、岸田総理は初志貫徹する考えだ。
岸田総理は、記者会見の冒頭で、「スピード感を政策実行にそのまま発揮すべく、全力を挙げてまいります。」と語っている。岸田総理が敢えて語らなくても、岸田総理の働くを見ていれば自然と理解できる。
信念が「政権批判」の一部メディアは岸田総理の揚げ足取りをしてくるはずだ。岸田総理にはそのような声に惑わされることなく、スピードを維持したまま政策を実現してもらいたい。