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枝野氏「(共産党と)実態以上に近い関係と受け止められてしまった」 → 候補者を一本化し、連合からも批判され、首班指名でも投票してもらったのに??それは流石に共産党に失礼では???

立憲民主党代表を辞任した枝野幸男だが、その記者会見では衝撃的な“言い訳”が多数あった。

何と枝野代表によれば、「(共産党などと)実態以上に近い関係と受け止められてしまった」と言うのである。

しかし、だ。今回は多くの選挙区で共産党に候補を取り下げてもらい、一本化し、連合から批判されても共産党と選挙協力をし、首班指名でも枝野代表に投票してもらったのに「実態以上に近い関係」とは理解に苦しむ。

だいたい、だ。そんな言い方は涙を飲んで候補を降ろした共産党や候補者や支持者に対し、大変失礼であろう。こうした点が立憲民主党を信用できないところだ。

枝野氏「(共産党などと)実態以上に近い関係と受け止められてしまった」 → 候補者を一本化し、連合からも批判され、首班指名でも投票してもらったのに??それに共産党に失礼では???

枝野代表は、辞任時の記者会見で、次の代表に臨む戦術論として、共産党などと実態以上に近い関係と誤解されないように伝えられる努力が必要だと説いたのだ。

朝日新聞:今後、次の代表にも同じような方向性を求めていくか、お聞かせください。

枝野:ここはもうすでに戦略論の問題なんで、戦術論としては、それは先ほど申しましたとおり、実態以上に近い関係と受け止められてしまったのは間違いないと思っています。それはいろんな事情がありますが、最終的にはわれわれの発信の問題であると思っておりますので、それは実態どおりに有権者に受け止めていただけるように、どう伝えられるように、他党や市民団体などとの関係もありますので、そことの調整をきちっとして、誤解なく伝えられるような努力は必要だと。それが十分でなかったというのは私の力不足だと思っています。

引用元 立憲・枝野代表が会見 代表辞任へ(全文1)野党連携という方向性の選択に後悔はない

枝野代表によれば、「実態以上に近い関係」だと有権者に受け止められたと言っているが、無茶苦茶だ。実態の関係とはいったい何なのか???

今回、共産党は多くの選挙区で候補を取り下げて、立憲民主党系候補に一本化した。共産党は限定的な拡大からの協力を打ち出し、今回の首班指名では枝野代表に投票までした。

しかも、だ。最大の支援組織の連合から共産党への接近を繰り返し批判されると言う前代未聞の事態にもなった。リアルパワーなどと言う発言まであった。志位委員長も「野党共闘に後戻りはない」とまで断言している。

それなのに「実態以上に近い関係と受け止められた」とは多くの人間が理解に苦しむだろう。そもそも、あんなに世話になったのに、「実態以上に近い関係と受け止められた」などと言うのはどういうことなのか???失礼極まりないのではないか???

共産党と協力するのであれば、相手を尊重すべきであるし、泣く泣く辞退した候補者本人や支持者の苦しさを思いやるべきだ。それが出来ないならば、最初から協力するべきではなかったのだ。

自民党がかつて社会党や保守党や新党さきがけや自由党と連立を組んだ際にこのような発言をしたことがあるか???今の連立相手である公明党に対し、このような発言をしたことがあるか???

こう言う「言い訳」を平気でするから立憲民主党は、信用できないと思えてしまうのである。後任の新代表は、共産党と決別するにせよ、共闘を深めるにせよ、まずは枝野前代表の発言を謝罪し、共産党に感謝を述べるべきだ。

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