痛烈!岸田総理が中国のTPP参加要望に対し、「経済的威圧と相容れず」と大正論ではねつける!!!
我国を始め、南シナ海や人権問題でやりたい放題の中国。この中国が更なる経済成長を目指してTPP加入を目論んでいる。
そしてオンライン形式で開催されたアジア太平洋経済協力会議で、中国の習近平国家主席は改めて、TPP加入に向けての意欲的な姿勢を示した。
中国が良き隣人であるなら、我国としても大歓迎だが、残念ながら中国の現状を見ると良き隣人とは言い難いものがある。
習近平国家主席のTPP加入への意欲に対して、岸田総理は、はっきりとTPPは「経済的威圧と相容れない」と牽制したのだ。TPPの難しい交渉をまとめ上げたのは我国だ。岸田総理には、中国に対して毅然とした態度を貫いてもらいたい。
他国からの視線を気にしない習近平国家主席!!!
先日オンライン形式で開催されたアジア太平洋経済協力会議に、習近平国家主席も出席した。その場で9月に加盟を表明していたTPPについて、習近平国家主席は改めて意欲を示した。
中国の習近平国家主席は12日、オンライン形式で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席した。「開放はアジア太平洋の協力の生命線だ」と指摘し、環太平洋連携協定(TPP)加入を視野に、対外開放を推し進めていく考えを強調した。国営新華社通信が伝えた。
中国は9月にTPP加入を申請。TPP参加11カ国はすべてAPECに加盟している。習氏は演説で「APECの加盟国・地域と中国発展のチャンスを分かち合う」などと訴え、中国がTPPに加わることのメリットを示唆したもようだ。
TPPは、11か国が参加している。アジア太平洋地域の人口5億人をカバーする一大貿易圏だ。参加国の国内総生産(GDP)は10兆ドルを超え、世界全体の1割程度を占める。
規模を考えれば、中国が加盟に意欲を示すのは、無理もない。
TPP加盟に意欲的な中国だが、この中国の姿勢に釘を刺した人物が会議ではいた。その人物は何を隠そう我国の岸田総理なのだ。
岸田総理、意欲的な中国に対して、主張すべきことを堂々と主張!
我国は、TPPについて率先して議論をリードしてきた。そして今年は、議長国なのだ。そのことを念頭に置いて、岸田総理は、TPP加入に意欲を示す中国に釘を刺した。
環太平洋連携協定(TPP)に関し、国有企業の優遇などが指摘される中国の加入申請を念頭に、「不公正な貿易慣行や経済的威圧とは相いれない、21世紀型のルールを規定する協定だ」とけん制した。
首相は、新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ経済の回復を目指す姿勢を強調。自身が掲げる「新しい資本主義」にも触れ、「日本経済を新たな成長軌道に乗せ、アジア太平洋の成長に貢献する」と述べた。
環境破壊や過剰融資が問題視される中国の途上国支援を踏まえ、日本などの質の高いインフラ整備の重要性にも言及した。原油価格の高騰に関しては「世界経済への影響が懸念される」と指摘。増産を含む十分な供給を通じて市場の安定を図るよう訴えた。
中国はオーストラリアとの関係で、オーストラリアが5Gネットワークからファーウェイを排除したこと、そしてオーストラリアが新型コロナの発生源の独立した調査を中国に求めて以来、中国がオーストラリア産の大麦の輸入に80%関税をかけるなどの威圧的な行動を取ってきた。
これらの中国の行動を念頭に岸田総理は「経済的威圧と相容れない」と語ったのだ。
国際舞台で臆することなく、中国に物言う岸田総理の姿は頼もしい限りだ。
我が物顔で国際社会に脅威を与え続ける中国に、正面から言い合う岸田総理は、稀有なリーダーであることは間違いない。