台湾のICPO総会参加に日米など30カ国570人超の国会議員らが支持
外交部(外務省)は23日、トルコ・イスタンブールで開催される第89回国際刑事警察機構(ICPO、インターポール)総会に先立ち、30カ国570人以上の国会議員らが、書簡や宣言などの形で、総会への台湾の参加に支持を表明したと明らかにした。
総会は23日から25日までの日程で開催。中華民国(台湾)は1961年からICPOに参加していたが、84年に中国が加盟したことで脱退を余儀なくされた。政府は2016年からオブザーバーとして総会への出席を働き掛けているものの、実現していない。
外交部の欧江安(おうこうあん)報道官はオンライン記者会見で、内政部(内務省)警政署刑事警察局の黄嘉禄局長が今年9月、ICPOの金鍾陽総裁宛てに書簡を送り、オブザーバーとしての総会への招請を求めたと説明。書簡では台湾の参加の正当性や必要性に向き合うよう呼び掛けた。
支持を表明したのは、米国や日本、フランス、カナダ、イタリアの国会議員のほか、日米欧など各国の議員でつくる「対中政策に関する列国議会連盟」(IPAC)、中央アメリカ議会などの議員ら。米国務省で台湾政策などを担当するリック・ウォーターズ国務次官補代理とオランダのベン・クナーペン外相も加わった。欧氏によると、オランダ外相が台湾支持の姿勢を明らかにするのは初めてだという。
また同部は引き続き友好国や理念の近い国家に協力を仰ぎ、共同で国際社会に対して台湾の要求を伝えるとともに支持を獲得していくと語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/14d2b5d9fce4a29d0024174ee9763353904bc1de
非常にいいことだ。日本もしっかりと支持国に名を連ねている。
このように、台湾を一国家として認めさせる動きが着々と進んでいる。
しかし、WHOでは日米が後押ししたが中国が立ちはだかってオブザーバー参加が認められなかった。
未だに国連活動が認められていない台湾だが、2400万人もいる地域が国連で空白地帯になっている方が異常だ。しっかりと台湾を一国家として認めさせつつ中国包囲網を達成していただきたい。