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WHOテドロス氏が警告 ワクチンの感染予防効果は40%しかない 接種を完了した人も感染予防策を

WHOのテドロス事務局長が、新型コロナウイルスワクチンの効果を過信しないように呼び掛けた。

世界保健機関(WHO)は24日、新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」に対するワクチンの感染予防効果は約40%であると指摘し、人々がワクチンに対して持つ過信について警告した。

WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は、接種済みの人の多くが、他の感染予防策がもはや不要になったと思い込んでいると指摘。だが感染力の強いデルタ株のまん延により、以前は約60%だったワクチンの感染予防効果が約40%に低下しており、接種を完了した人も感染予防策を続けなければいけないと訴えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6656bce4dfc3c957809b35c418656878fc214af

海外でワクチン接種をしたにもかかわらず、感染が拡大をしているのはこれが原因だろう。

日本が他国と違うのは、ワクチンをしても感染対策をしっかりしているからだ。皆マスクをしているし、施設の入り口には当たり前のように消毒液がある。

多くの日本人はワクチンは重症化を抑えるものと考え、感染対策はマスク手洗い大声で話さないなど、誰でもできる対策を徹底している。

日本に成功例の他に、あれだけ感染が拡大していたインドも(5月には1日40万人を超えたが、現在は1日9千人程度)急速に感染が収縮している。読売新聞はインド首都では抗体保有率97%と報じた。

インドの首都ニューデリーで、新型コロナウイルスの抗体保有率が97%に上ったことが地元当局の調査でわかった。新規感染も激減しており、集団免疫に近い状態を獲得した可能性がある。感染を防ぐのに必要な抗体量がいつまで維持できるのかや、新たな変異型に効果があるかは不明だ。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20211029-OYT1T50456/

このように、コロナを抑え込むヒントは必ずどこかにある。WHOはこういった成功例を科学的に検証し、世界に向けて発表すべきだ。

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