岸田総理が進める経済安保、有識者会議を創設で本格始動！！北村前国家安全保障局局長も有識者として参加へ！！！
岸田総理が新たに閣僚ポストを設置し、推進することを明らかにした経済安全保障。自民党きっての経済安全保障通の小林鷹之氏を担当相に据えたのは記憶に新しい。
その経済安全保障を推進する為に、経済安全保障推進会議が設置され、初会合が開かれた。
その会議で岸田総理は、経済安全保障推進法の制定を加速するよう指示を出した。そして注目すべきは、有識者会議も設置する予定だというのだ。そして有識者会議のメンバーには北村前国家安全保障局局長の名前も挙がっている。
経済安全保障推進法案の制定へ！！！
岸田総理は数多の政策を自身の政権で成し遂げると表明してきた。その政策の１つが経済安全保障だ。岸田総理は、総裁選に向けた公約発表の場でも経済安全保障の重要性を語っていた。
その経済安全保障をめぐる議論が活発化しているのだ。先週には岸田総理が議長の経済安全保障推進会議の初会合が開かれた。
政府は１９日、岸田文雄首相を議長とする経済安全保障推進会議の初会合を官邸で開いた。首相は経済安全保障推進法案（仮称）の制定に向けた作業を加速するよう指示した。来年の通常国会提出を目指す。米中が経済や技術分野で覇権を争う中、戦略物資や先端技術の保全や育成を国家戦略として進める狙いがある。
首相は「世界各国が戦略的物資の確保や重要技術の獲得にしのぎを削る中、経済安全保障の取り組みを抜本的に強化することが重要だ」と強調した。経済安保政策の方向性として、サプライチェーン（供給網）の強靱(きょうじん)化や基幹インフラの信頼性確保▽人工知能（ＡＩ）や量子技術など重要技術をめぐる優位性確保▽基本的価値やルールに基づく国際秩序の維持・強化―を掲げた。
（出典 首相官邸）
岸田総理は、所信表明演説でも、経済安全保障について触れ、「我が国の経済安全保障を推進するための法案を策定します。」（参考）と語っていた。
語っていたことの実現に向けて、着実に環境を整えているのだ。
岸田総理の指示を受けて、小林経済安全保障担当相は、有識者会議を今月中に立ち上げる方針をあきらかにした。
この経済安全保障の有識者会議だが、注目すべき人物の名前もあがっているのだ。
北村滋前国家安全保障局局長を有識者会議で起用へ！！！
岸田総理が、担当閣僚も設置し、体制を整えようとしている経済安全保障。小林経済安全保障担当相が明らかにした有識者会議には、北村前国家安全保障局局長の起用が濃厚なのだ。
会議は松野博一官房長官と小林鷹之経済安全保障担当相が副議長を務め、萩生田光一経済産業相、鈴木俊一財務相ら関係閣僚が参加した。
政府は１９日付で内閣官房に５０人規模の法制準備室を設置。北村滋前国家安全保障局長ら専門家による有識者会議も新設する予定で、松野氏は記者会見で月内にも立ち上げると明らかにした。
（出典 国務省）
北村前国家安全保障局局長と言えば、安倍政権を陰から支えてきた実力者だ。そして各国とのパイプ、信用も厚い人物として知られている。
さらに北村前国家安全保障局局長は、国家安全保障局に経済班が設置された時のトップを務めていた。我国の経済安全保障の現場の第一人者と言っても過言ではない人物である。
これほどの適材適所の人選はない。
国家安全保障局局長を退任し、今度は経済安全保障の有識者会議のメンバーに北村前国家安全保障局局長がなれば、安倍政権、菅政権同様に岸田政権を陰から支えてくれるはずだ。
外交能力の長けた岸田総理と情報都庁のプロである北村前国家安全保障局局長が新たな経済安全保障政策を展開してくれるに違いない。
（出典 首相官邸）