大ピンチ!中国の威信をかけた北京五輪に「外交的ボイコット」の可能性が浮上!ここでも岸田総理が対中強硬姿勢を示す!!!
来年開催される北京五輪。この北京五輪は、新型コロナを乗り越えた東京五輪と異なり、多くの難題に直面している。
その1つが香港や新疆ウイグル自治区の人権問題だ。平和とスポーツの祭典が人権問題を抱え、しかも現在進行形の国で行われるのは前代未聞だ。このままではベルリン五輪の二の舞だ!!!
各国とも中国の人権問題に憂慮しており、「外交的ボイコット」の可能性が浮上している。ここで気になるのは我国の姿勢だ。
松野官房長官は、対応を「未定」と発表した。ここにも岸田総理の対中国の基本姿勢が見て取れるのである!!!
習近平国家主席も涙目か?!威信をかけた北京五輪に「外交的ボイコット」の可能性が浮上!!!
大成功に終わった東京五輪。そしてすぐに北京五輪の開催がやってくる。新型コロナという難題を乗り越えた東京五輪とは異なり、北京五輪はきな臭さが漂っている。
中国の香港、新疆ウイグル自治区等での人権問題を背景に、ファイブ・アイズが外交的ボイコットを検討していると言うのだ。
イギリスのタイムズ紙は21日、「ファイブ・アイズ」と呼ばれる機密情報を共有する枠組みをもつアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの5か国が、北京オリンピックへの政府関係者の派遣を見送る「外交的ボイコット」を検討していると伝えました。
「反体制派のスポーツ選手への迫害」を含む中国の人権侵害を理由にあげていて、前副首相との関係を告白した後連絡が取れなくなったとされている女子テニス選手についても問題視しているとみられます。
これに対して、中国外務省の報道官は22日、「スポーツの政治問題化に断固として反対する」と強く反発しました。さらに、「マスコミを利用した宣伝は各国の選手の利益を損なうだけだ」として各国をけん制しています。
五輪を舞台にした外交的ボイコットが行われれば、開催国にとって恥としか言いようがない事態になる。
中国外務省の報道官が必死に、各国を牽制しているが、習近平国家主席は顔を真っ青にしているに違いない。
各国が中国に対して厳しい姿勢を示している中、注目されるのが我国の対応だ。
松野官房長官が表明した我国の姿勢
中国に対して一貫して厳しい姿勢を取っている岸田総理。ファイブ・アイズが「外交的ボイコット」を検討している中、当然我国の対応にも注目が集まる。
松野官房長官が、我国の対応について記者会見で表明している。
松野博一官房長官は22日の記者会見で、米国に続き、英国も北京冬季五輪の「外交ボイコット」を検討していると報じられたことを巡り、日本政府の対応について「現時点で何ら決まっていない」と述べた。政府対応の判断時期も示さなかった。
同時に「北京冬季大会が五輪、パラリンピックの理念にのっとり、平和の祭典として開催されることを期待している」と従来の政府の立場も説明した。米英など各国の対応への評価については言及を避けた。
この松野官房長官の発言に対して、「優柔不断」「親中」といった声が上がっているが、冷静に考えてもらいたい。
中国は世界第2位の経済大国であり、我国にとって重要な貿易相手国であり、隣国だ。もし岸田政権が親中であるなら、「未定」ではなく「外交団を送る」と明確なメッセージを中国に送っているはずだ。また親中や否かを問わず、「外交団を送る」ことの方が通常なのだ。
つまり岸田総理は、中国に対して「カード」をまだ持っているのだ。早々にカードを切らず、中国にプレッシャーをかけ続けるという岸田総理の判断があったはずだ。
岸田総理を親中派と見做したい勢力が一定数いるが、岸田総理の発言言動を見れば、是々非々で中国と向き合っていることが良くわかるはずだ。
北京五輪を巡る外交戦。岸田総理がまたしても中心的な役割を担いそうだ。