朝日新聞「元徴用工や元慰安婦らへの謝罪求める」毎日新聞「日本が植民地の反省守れば関係構築」と、韓国大統領選の与党候補の発言を報じる
朝日新聞が「元徴用工や元慰安婦らへの謝罪求める 韓国大統領選の与党候補」と、日韓関係の改善には、元徴用工や元慰安婦らに「過ちを認め、補償することが望ましい」と李在明氏が述べたことを報じた。
来年3月の韓国大統領選に、進歩(革新)系与党「共に民主党」候補として立候補予定の李在明(イジェミョン)前京畿道知事が25日、ソウル外信記者クラブで会見した。李氏は、日本には過去の加害責任があると強調。日韓関係の改善には、元徴用工や元慰安婦らに「過ちを認め、補償することが望ましい」との考えを示した。
李氏は日本に厳しい発言で知られる。25日の会見では、元徴用工への賠償を日本企業に命じた2018年秋の韓国大法院(最高裁)判決や、元慰安婦への賠償を日本政府に命じた今年1月のソウル中央地裁判決について、行政の介入はできないと主張。「判決を取り消すことはできず、執行しないことも不可能だ」と述べた。原告の望みは謝罪とし、日本政府や企業側が真剣に謝罪すれば、「賠償問題は現実的な案がいくらでも見つかる」と主張した。
また、日本が「普通の国家」との名分で、「軍事大国化を夢見ている」と持論を展開。日本が竹島(韓国名・独島)の領有権を主張していることに対し、「過去の歴史を明確に認めず、心から反省していない」と批判した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/09482d9d61651d119c3c2885f14ec5d32d9fee91
毎日新聞は「「日本が植民地の反省守れば関係構築」 韓国大統領選の与党候補」と、今度は李氏が植民地支配に対する謝罪をせよと述べたことを報じた。
来年3月の韓国大統領選で、進歩系の与党「共に民主党」の候補となった李在明(イ・ジェミョン)京畿道前知事が25日、ソウル外信記者クラブで会見した。日韓関係について「植民地支配に対する痛切な反省と謝罪の基調を日本が守っていけば、いくらでも未来志向的な関係を築くことができる」と表明した。
最大の懸案である元徴用工訴訟をめぐっては、韓国で敗訴した日本企業の資産の現金化に向けた手続きが進んでいる。李氏は「被害者は金ではなく謝罪を求めている。(日本側が)真剣に謝罪すれば、最後に残った賠償問題は、現実的な案をいくらでも探すことができる」と述べた。
李氏は「対日強硬派」と指摘されることに対して、「個人的には、日本の国民を愛して尊重している。一面だけを見た誤解だ」と説明。一方で、日本の植民地支配に言及したうえで、「今も軍事大国化を夢見ていて、韓国が実効支配している独島(島根県・竹島)に対して、絶えず自らの領土だと言い張って挑発している。過去の歴史を明確に認めて、心から反省しているとは思えない」と批判した。日本による対韓輸出規制強化措置についても「一種の経済攻撃を試みたのは事実だ。ある部分では、日本に対して警戒心を持たないことが難しい」とも述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b45b968982b0b42b164033ae70610a8fac5bc9a7
残念なことは、両紙とも日本政府の主張を報じていないことだ。
特に朝日新聞だが、9月20日の社説では日韓併合を植民地支配としている。
とりわけ日本には、かつて朝鮮半島を植民地支配した不幸な過去がある。この地域の平和体制づくりに大きな責任を負っていることを忘れてはならない。
しかも「不幸な過去」としている。
一方で、夕刊フジは日韓併合は植民地支配ではないと報じている。
なぜ韓国政府が動かないのか。それは、日韓併合時代を「植民地」と言い換え、歴史を書き換えようとしているからだといえる。
史実をみると、1910年に日本と韓国は併合した。これを日本による韓国の「植民地化」ととらえる考え方があり、韓国や北朝鮮は政治的な意図でそう呼んでいる。残念ながら、日本の左派勢力もそうだ。
筆者は、学生時代それほど歴史を勉強したわけでない。しかし、米国で英語の勉強を兼ね日本の歴史を学んだことがある。
英語の文献では、日韓併合のことを「アネクセイション」(annexation)と表現する。これは「植民地化」を意味する「コロナイゼーション」(colonization)とは概念が異なる。
前者は従属関係ではなく対等という意味合いであるが、後者には征服や略奪が伴っている。
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200613/dom2006130004-n1.html
また、桜の花出版から、日本による韓国植民地支配は嘘という趣旨の記事を配信していたので紹介しよう。
日本が日韓併合の35年間で行った本当のこと
日韓併合から109年、日本の敗戦によって朝鮮統治が終わってから74年になる今日でも、「植民地支配」によって搾取されたという韓国からの日本批判が続いています。そもそも日本による朝鮮統治は具体的にどのようなものだったのでしょうか。はたして朝鮮は帝国主義的な「植民地」だったのでしょうか。
あまり知られていませんが、日韓併合前の朝鮮において、女性は奴隷同然で何の権利も与えられていませんでした。さらにはそれ以下の奴婢(ノビ)・白丁(ペクチョン)と呼ばれた本物の奴隷たちが人口の半分を占め、特権階級である両班たちから非人道的な扱いを受けていました。
その奴隷制度を廃止し、衛生面をはじめ劣悪だった状況を一気に改善し、朝鮮の劇的な近代化を行なったのが、日韓合邦の歴史的事実なのです。日本は巨額の予算を投じ、首都京城(ソウル)を東京よりも近代化させました。インフラ、医療、公衆衛生、教育、司法制度や経済政策にいたるまでの健全化、近代化を成し遂げたのです。そして昨今の日韓関係からは想像しにくいですが、そのことを当時の朝鮮人と台湾人の大半が喜んでおり、日本人との関係も良好だったのです。日本の朝鮮統治は、支配国の一方的な搾取である植民地支配とは一線を画すものであったことは、いまや日本人にも忘れられているのが実情です。
当時の朝鮮を訪れた英国の研究者が評価した日本の政策
この客観的事実を、当時最も著名な植民地研究家のアレン・アイルランドは1926年にニューヨークで刊行された著書「THE NEW KOREA」の中で克明に分析しました。そして日本の統治を西欧列強のいかなる政策よりも優れているとして高い評価を与えています。
今日に至るまで、根拠のない捏造の歴史で日本を批判し続ける韓国は真実を直視しない限り、かつて確かに存在した日本と韓国の友好関係が戻ることはないでしょう。そして日本人も韓国による事実無根の主張に対しては、歴史の事実を持って反論するのが最も有効でしょう。
正論だ。朝日や毎日のような日本の大新聞がこのような記事を社説で書けないことが本当に残念でならない。
日本の新聞社なら、歴史を捻じ曲げる韓国を批判すべきだ。
桜の花出版が「根拠のない捏造の歴史で日本を批判し続ける韓国は真実を直視しない限り、かつて確かに存在した日本と韓国の友好関係が戻ることはないでしょう」と述べるように、韓国政府は日本に謝罪を求めるよりも、韓国国民に誤った歴史を刷り込ませてきた事を謝罪すべきだ。それなくして日韓友好などありえない。