岸防衛相が中国とロシアの横暴に大激怒し、「防衛力を大幅に強化するため、あらゆる努力を行っていく」と大宣言!!!
中国とロシアの我国に対しての横暴が止まらない。
先日も両国海軍が我国を一周する形で合同訓練を実施した。その後も中国の測量船が我国の領海を侵犯し、両国の空軍の爆撃機が我国の周辺の上空を共同飛行したことも明らかになった。
こうした情勢を岸田政権は傍観しているわけではない。岸防衛相が「防衛力を大幅に強化するため、あらゆる努力を行っていく」と中国とロシアの動きに合わせた防衛力の強化を宣言したのだ。
岸田総理、岸防衛相と力強いリーダーがいることが我国の救いだ。
中国海軍の測量船が我国の領海を侵犯!!!
中国による領海侵犯は、尖閣諸島に限られたことではない。17日も中国海軍による領海侵犯があったのだが、今度の場所は鹿児島の屋久島と口永良部島付近の海域だった。
岸信夫防衛相は24日の記者会見で、中国海軍の測量艦1隻が鹿児島県の屋久島と口永良部島付近の海域で17日夜に領海侵入したことに関し「意図は引き続き分析中だ」と明らかにした。
測量艦が測量せず、通過しただけなら国際法上認められた無害通航に当たる。岸氏は「測量したかは分析中だ」と説明。中国側に対し、日本周辺海域における中国海軍艦艇のこれまでの動向を踏まえ、懸念を伝達したと述べた。
現在は分析中とのことだが、仮に測量を行っていたならば、当然「懸念を伝達」だけでは済まない。
17日には測量船、そして19日には中国空軍とロシア空軍が更なる暴挙に出ていたのだ。
爆撃機の共同飛行を実施!岸防衛相は大激怒!
中国とロシアの親密さは、我国の周辺を回るように海軍同士が共同訓練したことからも窺い知ることが出来る。
しかし、だ。こうした動きは海軍だけではないのだ。今度は両国の空軍の爆撃機が共同飛行を実施したのだ。
防衛省によりますと、今月19日、中国軍の爆撃機2機とロシア軍の爆撃機2機が、日本海から東シナ海にかけての上空を飛行したあと、沖縄本島と宮古島の間を抜けて太平洋に出たということです。
防衛省が日本周辺での中国軍とロシア軍の共同飛行を公表したのは、去年12月以来、3回目です。
これについて岸防衛大臣は23日、記者団に対し(中略)「日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増していることを如実に示すもので、重大な懸念を有している。引き続き厳重な警戒監視を実施するとともに、わが国の防衛力を大幅に強化するため、あらゆる努力を行っていく」と述べました。
中国とロシアが連携を深めていることは当然注意しなければならないが、ここで注目に値するのが、岸防衛相の発言だ。
岸防衛相は、「厳重な警戒監視を実施」と語っている一方で、「防衛力を大幅に強化するため、あらゆる努力を行っていく」と我国の防衛力強化を打ち出したのだ。
中国とロシアの横暴を、指をくわえてみているつもりは毛頭ないのである。
岸田総理が中国に対して厳しい姿勢を示している今こそ、防衛力もそれに見合ったものにする契機であることは間違いない。
地域の不安定要素となる中国とロシアの連携強化。これを看過することは断じて許されない。岸防衛相の手腕で防衛力強化に舵を切ってもらいたい。