新疆ウイグル自治区での中国政府首脳の関与が明らかに!!!岸田総理の対中国姿勢はさらに強硬になるのは大必至!!!
多くの国が注視している中国の人権問題。この人権問題が北京五輪の命運を左右すると言っても過言ではない。
多くの国が北京五輪の外交的ボイコットを検討している中、新疆ウイグル自治区について新たな文書が明らかになった。その文書によると、新疆ウイグル自治区の弾圧に中国首脳が関与していることが書き記されているというのだ。もしこれが事実だとしたら大事になるのは必至だ。
北京五輪の開催を目前にして、追いつめられる中国。そして人権問題担当の総理補佐官をも設置した岸田総理の対中国姿勢がさらに硬化するだろう。
中国政府首脳の関与が明らかになった新疆ウイグル自治区弾圧!!!
香港をはじめとし、国際社会が注視している中国の人権問題。その中でも、部分的に報じられる新疆ウイグル自治区でのウイグル人への弾圧は、世界を震撼させている。
そのウイグル人弾圧について、BBCにより新たな事実が報じられた。
このほど内容が明らかになった文書は、多くのウイグル族が暮らす地域(新疆ウイグル自治区)にちなんで「新疆文書」と呼ばれる。習主席や李克強首相ら中国共産党の指導者たちが、ウイグル族や中国のほかのイスラム教徒に影響を及ぼす政策に直接つながる発言をしていたとしている。
こうした政策には強制収容や大規模な不妊手術、強制的な中国への同化、「再教育」、拘束したウイグル族を工場で強制労働させることなどが含まれる。
米紙ニューヨークタイムズは2019年に同紙にリークされた同一の文書について報じていたが、当時は全ての内容が公表されていなかった。
今まで、中国政府は、ウイグル人弾圧を否定していたが、内容が明らかになった文書では、中国政府の首脳の関与が記されているのだ。
中国政府は、この報道に対して否定的な姿勢を示すに決まっている。中国の人権問題を是正させる為には国際社会が一致して行動することしか方策はない。
期待される岸田総理の役割
岸田総理は、習近平国家主席の訪日を、新型コロナを理由に日程調整すら行っていない。是々非々で中国に対応している岸田総理だが、このウイグル人弾圧の人権問題の対応について、並々ならぬ力を入れている。
岸田文雄首相は8日、自民党の中谷元・元防衛相(64)と首相官邸で面会し、新設する人権問題担当の首相補佐官に起用する方針を伝えた。第2次岸田内閣が発足する10日に就任。香港や新疆ウイグル自治区の人権状況に国際社会から懸念が出ている中国への対応を念頭に置いたポストで、問題解決に積極姿勢を見せる狙いがある。
(中略)
首相は総裁選で、人権問題で中国に「毅然(きぜん)と対応する」として、担当補佐官の新設を公約。中国は「中国内政への外部勢力の干渉は許さない」と反発した。
人権担当総理補佐官を新設し、しかも、特定の国を念頭において設置するのは異例中の異例だ。
岸田総理がウイグル人弾圧等の解決に向けて、本腰を入れていることが良くわかる。
岸田総理は、国際会議の場で何度も中国を牽制する発言を行ってきた。今回、BBCが報じた内容が、岸田総理の耳に入れば、中国への姿勢がより硬化することは確実だ。
中国首脳の関与が明らかになったウイグル人弾圧。岸田総理が国際社会でリーダーシップを発揮し、この大きな人権問題が本当に解決に向かうことを期待したい。