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日本学術会議が6人の任命拒否巡り、岸田総理の面談を要望する方針




日本学術会議が、菅政権で任命を拒否された6人の人事を巡り、岸田総理に梶田会長との面談を要望することを決めたという。

 日本学術会議は3日の総会で、当時の菅義偉首相が拒否した会員候補6人の任命を求め、岸田文雄首相に対し、梶田隆章会長との早期の面談を要望することを正式に決めた。政権が任命を拒む状況が1年以上続いており、新しい政権に局面打開の期待をかける。一方、学術会議が政府から独立するのか、国の機関のままとするのかの組織のあり方をめぐる論議も大詰めを迎えている。

学術会議 私が外された理由と「6」の意味 加藤陽子氏
「岸田総理との率直な意見交換の機会を一日も早く持ち、政府とアカデミアの建設的な信頼関係のもと、よりよい社会の実現に向けて力を合わせていきたい」

3日の総会後の会見で、梶田会長は政府との関係修復に意欲を見せた。人文・社会科学分野の6人の任命を拒み、明確な理由の説明もしなかった菅内閣が退陣し、この問題に深くかかわったとされる杉田和博官房副長官も退任した。

岸田政権が発足して初めての総会となった今回、梶田会長は、首相との面談を「未来志向の対話の第一歩」と位置づける。背景には「この機を逃せば、最悪(会員任期が終わる)5年後まで欠員状態が続く」(梶田氏)との危機感がある。ある会員は「こんな状況が続けば、会員のなり手がいなくなる」と話す。

https://www.asahi.com/articles/ASPD36RLMPD3ULBJ003.html?ref=tw_asahi

ただ、岸田総理は10月11日の衆院本会議の代表質問で「任命権者である当時の首相が最終判断したものだ。一連の手続きは終了したものだと承知している」と述べていた。(参考

当然岸田総理は問題は存在しないという考えだ。ただ、岸田総理がこのような意見を述べた後にも学術会議側は「菅氏は人事に関わる案件だからとの理由で逃げ切った。政権を引き継いだ岸田文雄首相には解決する義務がある」(参考)と、6人が拒否された経緯を公開すべきと訴えた。

学術会議は「5年後まで欠員状態が続く」と危機感を示しているが、実際は「会員のなり手がいなくなる」とあるように、菅政権にメンツを潰されたことを恨み、取り戻したいことは透けて見える。

国民からすれば「いつまで言っているんだ」という話だ。







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