「台湾有事は日本有事」発言巡り、中国に「頭を割られて血を流すだろう」と言われた安倍元首相がさすがのコメント
安倍元首相が「台湾有事は日本有事だ。すなわち日米同盟の有事でもある。この認識を習近平国家主席は断じて見誤るべきではない」と、台湾の研究機関が主催するイベントで発言した。(参考)これに対して、日本の保守系をはじめ多くの人が賛同した。一方で中国は安倍氏の発言に対して「強烈な不満と断固たる反対」を表明。
中国外務省の汪文斌副報道局長は1日の記者会見で、安倍晋三元首相が台湾の民間シンクタンク主催のフォーラムで、台湾に軍事的圧力を強める中国を強くけん制したことについて、「強烈な不満と断固たる反対」を表明するとともに、外交ルートを通じて厳正な申し入れを行ったことを明らかにした。
汪氏は安倍氏の発言を「公然とでたらめを言った」と批判。その上で「台湾は中国の神聖な領土だ。中国人民のボトムラインに挑戦すれば、必ず頭を割られて血を流すだろう」と警告した。
このように強い言葉を使って安倍氏を批判した。
「必ず頭を割られて血を流すだろう」とまでいわれた安倍氏だが、海千山千の各国の要人を相手に切り抜いてきただけあって、さすがと言うしかないコメントをした。
【台湾有事は日本有事】
櫻井よしこ「総理のこの発言に中国は『頭をぶつけ血を流す』という表現や『安倍晋三』と呼び捨てなど物凄い反応。お聞きになって如何か」
安倍元総理「既に私は総理を退任し”一国会議員”。”一国会議員”の私の発言に注目をして頂いた事は大変光栄(笑」
余裕の返し❣️😆 pic.twitter.com/xan0dHmY95
— ピーチ太郎2nd (@PeachTjapan2) December 4, 2021
今の政治家で中国の脅しに対してこのような切り返しができる政治家がどれだけいるだろうか?
安倍氏は世界を相手にしてきただけでなく、動画内でも「免疫力はついている」と述べているように、これまで国内でもマスコミや野党、左派論者などからバッシングを受け、様々な誹謗中傷の中を生き抜いてきただけあって、この程度の中国の威圧など蚊に刺されたぐらいの事なのだろう。