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毅然!岸田総理が所信表明演説で表明した「中国には主張すべきは主張」 → G7に外相会合に出席した林外相が中国に「深刻な懸念」を表明!!!

補正予算の審議が始まった臨時国会。臨時国会冒頭で行われた岸田総理の所信表明演説では、中国を念頭に置いた発言もあった。

従来通り、中国に対して「主張すべきは主張」すると発言した岸田総理。その岸田総理の姿勢をG7外相会合に出席した林外相は忠実に実行した。

G7外相会合の場で林外相は、新疆ウイグル自治区の人権状況、そして台湾海峡の平和と安定についての我国の立場を訴えたのだ。

安倍総理と岸田外相が多くの実績を残したように、岸田総理と林外相にも多くの実績を残すことを期待したい。

所信表明演説で中国を牽制した岸田総理!!

岸田総理が総理に就任して以来初めての本格的な論戦が行われている。その本格論戦を前に、冒頭に行われた所信表明演説では、岸田総理が中国に対して明確に言及している。

さらに、ASEAN(東南アジア諸国連合)や欧州などの同志国と連携し、日米豪印も活用しながら、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力を深めていきます。岸田内閣が重視する、自由、民主主義、人権、法の支配といった普遍的価値やルールに基づく国際秩序の維持・強化について、国際的な人権問題への対処を含め、しっかりと取り組む覚悟です。
(中略)
近隣国との間でも、国益に基づき、この地域の平和と安定を目指して、確固たる外交を展開してまいります。中国には、主張すべきは主張し、責任ある行動を強く求めつつ、共通の課題には協力し、建設的かつ安定的な関係の構築を目指します。ロシアとは、領土問題を解決し、平和条約を締結するとの方針の下、日露関係全体の発展を目指します。重要な隣国である韓国には、わが国の一貫した立場に基づき、引き続き適切な対応を強く求めていきます。

(出典 岸田氏TWITTER)

 

 

 

 

 

 

引用元 岸田文雄首相所信表明演説全文

岸田総理が、岸田内閣で重視することは普遍的価値やルールだ。ここでは明言していないが中国を念頭にした発言であることは明白だ。

主張すべきことは主張する岸田政権の対中国外交。この姿勢を忠実に実行しているのが、外相を務める林芳正氏だ。

林外相、外交のデビュー戦、G7で中国について言及!!!

第二次岸田内閣唯一の新任閣僚の林外相。林外相は外相に就任して以降、各国外相と電話会談を重ねてきた。そして今回は、対面での外交デビューを飾った。

その外交デビューの場となったのはG7外相会合だ。G7外相会合の場で、林外相は我国の中国に対する立場・認識を表明した。

訪英中の林芳正外相は12日、オンラインで記者会見した。主要7カ国(G7)外相会合で、中国の新疆ウイグル自治区や香港の人権状況に深刻な懸念を表明したほか、同国が軍事的圧力を強める台湾海峡の平和と安定の重要性を訴えたと明らかにした。

米英などは中国の人権問題への懸念から、2022年の北京冬季五輪・パラリンピックに対する「外交的ボイコット」を既に表明している。日本政府の対応について、林氏は「適切な時期に諸般の事情を総合的に勘案して判断する」との考えを各国に伝えたという。

(出典 外務省)

 

 

 

 

 

引用元 林外相、中国の人権状況に「深刻な懸念」表明 G7会合

新疆ウイグル自治区の人権状況について、深刻な懸念を表明することは当然と言えば当然だ。だが台湾海峡の平和と安全にも言及するのは想像以上の強硬姿勢だ。

つい先日、安倍元総理が「台湾有事は日本有事だ。日米同盟有事でもある」と発言した際に、中国外務省は猛反発をし、駐中国日本大使を呼び出したほどだ。(参考

安倍元総理が言及し、中国外務省が猛反発した台湾海峡。そこに林外相は敢えて言及したのだ。

中国がどのような強硬策を採ろうが、岸田総理、林外相の対中国外交の姿勢は変わることはない。岸田総理、林外相のコンビで是非とも対中国外交の成果をあげてもらいたい。

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