毅然！日本医師会が診療報酬本体部分のアップ要求 → 岸田総理、屈することなく国民負担増加を懸念し、否定的な姿勢！！！
岸田総理が総選挙後、自ら掲げた政策を実現しようと奔走している。政策の実現を図る一方で、圧力団体からの攻勢とも岸田総理は戦っている。
日本医師会は、診療報酬の引き上げを目指しているが、岸田総理が国民の医療費負担増に慎重な姿勢を示していると言うのだ。
岸田総理は、国民が新型コロナ等の影響もあり、苦しい状況にあることを理解している。日本医師会の圧力に屈することなく、国民の為の政治を行ってもらいたい。
日本医師会、診療報酬の「本体」部分の引上げを要求！！
新型コロナの感染拡大期に、国中を敵にしたといっても過言ではないのが日本医師会だ。最近は菅前総理のワクチン推進もあり、新型コロナの新規感染者数が減ったこともあり、日本医師会がメディアで取り上げられる機会はめっきり減った。
そうした中で日本医師会は、診療報酬の「本体」部分の引上げを要求しているのだ。
来年度の診療報酬改定をめぐって、日本医師会と日本歯科医師会、それに日本薬剤師会は、後藤厚生労働大臣に対し、新型コロナの影響で医療機関の経営は厳しい状況にあるとして、医師の人件費などにあたる「本体」部分の引き上げを重ねて求めました。
（中略）
この中で、団体側は、新型コロナウイルスの影響で医療機関の経営は厳しい状況にあるとして、来年度の診療報酬改定で医師の人件費などにあたる「本体」部分を引き上げるよう重ねて求めたのに対し、後藤大臣は「厚生労働大臣としての役割を果たす」と述べたということです。
（出典 日本医師会）
新型コロナとの戦いで、懸命に最前線で戦っている医師がいることは、多くの国民の知るところだ。しかし、日本医師会の中川会長は、国民への自粛を要請しながら、自らは外食を決行したと報じられ、集中砲火を受けた過去がある。
そのような人物がトップを務める団体の要求を、真摯に聞く国民はいない。
この日本医師会の要求に対して、岸田総理は慎重な姿勢を示しているというのだ。
岸田総理が慎重な訳は、国民の医療費負担の増加
日本医師会がいくら診療報酬の引き上げを要求しても、自民党、そして岸田総理が首を縦に振らない限り、実現することは不可能だ。
その岸田総理は、診療報酬の本体部分の引上げを要求について慎重な姿勢だ。
１４日の党社会保障制度調査会の会合で会長の加藤勝信・元厚生労働相は、診療報酬のうち医師の人件費などに回る「本体」部分の引き上げに意欲を示した。
だが、国民の医療費負担の増加に慎重な岸田首相の下、財政規律の面からマイナス改定を主張する財務省の圧力は強まっており、プラス改定は困難な見通しだ。
原則２年に１度の診療報酬改定で、党内議論への影響力を持つのが、厚労族と呼ばれる議員たちだ。厚労相経験者や医師免許を持つ議員らが該当し、引き上げを求める日医や厚生労働省と、財務省とを調整してきた。選挙での協力を期待し、厚労族が日医の顔を立ててプラス改定に導くことも多かった。０８年度以来、本体は７回連続でプラスだ。
（出典 首相官邸TWITTER）
国民の医療費負担増加に慎重な岸田総理。これぞトップのあるべき姿だ。
岸田総理の消極的な姿勢は、岸田総理自らの行動からも窺い知ることが出来る。過去に診療報酬の引き上げの際には、総理と日本医師会会長との面会の場が設けられることが多かったと言うのだ。だが岸田総理は、未だに面会していないのだ。（参考）
岸田総理は自らの政策の実現を目指す一方で、日本医師会のような圧力団体とも戦っている。岸田総理には、日本医師会の方を向くことなく、国民の為の政治を行ってもらいたい。