自民・小野田紀美議員が参院予算委員会でNHKの「スクランブル化」を求める




17日の参院予算委員会で、自民党の小野田紀美参議院議員がNHKの「スクランブル化」に言及。NHKから国民を守る党が2019年にNHKの放送を受信料を支払っている人だけが見られるようにスクランブル化すべきだと主張していたことに、当時の石田総務大臣は「民間放送との二元体制を崩しかねない」と否定的な意見を述べていた。

 17日の参院予算委員会で、自民党の小野田紀美氏がNHKを視聴したい人だけが受信料を払う「スクランブル化」を求める一幕があった。NHKはテレビを持たない人に対するインターネットを通じた番組配信の実証実験を2022年度中に始めるが、小野田氏は「ネットの受信料を取ろうとするならけしからん」とけん制した。

小野田氏は「今、若者を中心にテレビを見なくなっている。私も20年、テレビを持っていない」とし、「だったらネットから(受信料を)取ればいいじゃん、という風潮があると耳に聞こえている」と主張した。金子恭之総務相が「テレビを設置していない方を新たに受信料の対象とすることは現時点で考えていない」と説明すると、小野田氏は「永続的に考えないでいただきたい」と求めた。

小野田氏はさらに「(NHK番組を)受信できる人が払うのが今の仕組みだ。ネットに広げたら世界中から(受信料を)取るのか。制度として成り立たない」と指摘し「スクランブル化こそ目指していくべきだ」と訴えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2a2cc52ce8756f7ee2b1d835474ff178c0de35cc

ネット上でも「自民党にスクランブル化を目指す議員がいたことにビックリしました」と、自民党議員からスクランブル化を求める意見が出たことが意外だったようだ。

他にも「スクランブル化賛成」「国営化して必要最小限の経費で番組制作して。公務員並みの給料で」といった意見も上がっていた。

さらに小野田議員は「不法行為を行ってる人をかばって国が悪いような番組を作ったり、日本の印象を悪くするようなことばかりしてる印象がある。テレビが言ってるから本当だと思い込まないほうがいい。自分で調べて疑いを持ってテレビを見ていく事も情報リテラシーのところで大事だ」とも述べていた。







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