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北京市当局「北京市の大気質、昨年初めて国家基準をクリア」 北京五輪のイメージ戦略か?




ロイターが、中国北京市の大気質が国家基準を満たすことができたと当局が発表したことを報じた。(トップの写真は北京市内、2021年3月に撮影されたもの)

中国の北京市当局は4日、石炭消費の削減、交通部門からの排出の削減、重工業施設の移転などの取り組みの結果、昨年に初めて大気質の国家基準を満たすことができたと発表した。

中国は2014年、北京をはじめとする各地で発生した有害なスモッグが人々の怒りを招いたことを受け、大気汚染との戦いを宣言した。

当局によると、有害な微小粒子状物質「PM2.5」の北京における2021年通年の平均値は1立方メートル当たり33マイクログラムと、前年比で13%減少し、中国の暫定基準値(35マイクログラム)を初めてクリアした。

ただ、世界保健機関(WHO)の推奨値である5マイクログラムは依然として大きく上回っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1fd0b717a463aac03e263bbff63d1dd82a9b669b

事実ならばいいことだと思う。

北京市生態環境局は改善スピードを「前例がない。北京の大気質の包括的な改善を達成した」と評価。

北京市生態環境局の于建華・副局長は、過去10年間の市の取り組みとその改善スピードを「前例がない」と表現。「全ての地域、全ての部門が協力し、社会全体を組織して、北京の大気質の包括的な改善を達成した」と述べた。

北京は2015年、22年の冬季五輪開催を機に、環境の改善を約束。習近平国家主席は「グリーン」な大会の開催を誓っていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1fd0b717a463aac03e263bbff63d1dd82a9b669b

少々穿った見方をすると、北京五輪に向けてのイメージ戦略とも取れる。こうやって嘘か実かわからないことを然も真実のように自画自賛するやり口はいつもの中国だ。

残念ながら、ネット上のコメントを見ていてもほとんどの人が信用していなかった。

北京五輪に向けてWHOとIHOが調査に出向いた方がいいのではないだろうか。







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