必要不可欠な賃上げに挑む岸田総理!!岸田総理の要請に続き、茂木幹事長、麻生副総裁も経済団体に賃上げを要請!!
「成長と分配の好循環」は岸田総理が掲げる経済政策の基本方針だ。そして分配についてはすでに岸田総理は、公的価格の抜本的見直しを総裁の最中に掲げ、実行に移してきた。
もちろん岸田総理は、公的セクターの処遇の改善だけで終わらせるわけではない。しっかりと民間の処遇改善にも努めている。賃上げを促進する税制を編成した後は、経済団体に対して直接要請を出した。
この岸田総理の姿勢を支えているのが、茂木幹事長と麻生副総裁だ。両者は経団連の十倉会長との会談で、岸田総理同様に賃上げを要請した。
政府与党一体となって押し進める賃上げ。是非実現してもらいたい。
岸田総理の度重なる賃上げ要請
岸田総理が賃上げを実現する為に奔走している。来年度の税制大綱では企業の賃上げを促す形にした。そして岸田総理は、企業らで構成される経済団体に年初から改めて賃上げを要請している。
岸田文雄首相は5日、賃上げは今後の経済成長にとって極めて重要だと述べた上で、「日本経済の局面転換に弾みをつけるためにも、経済界には賃上げに攻めの姿勢でご協力をお願いする」と語った。経済3団体が都内で開いた新年祝賀会であいさつした。
岸田首相は、デフレによる縮小循環から成長と分配の好循環へ社会全体の雰囲気を明確に変えるには、「コロナ禍からのリバウンドと新時代への挑戦が重なるこのタイミングを官民でしっかりとらえ、局面転換していかなければならない」と述べた。子育て世帯の所得倍増を可能にする政策にも取り組む意向も示した。
岸田総理は、経済成長をする為にも賃上げは必要だと述べている。まさにその通りだ。岸田総理は経済団体に要請する一方で、連合には「労使で真摯な交渉」を行い「「新しい資本主義の時代にふさわしい賃上げが実現することを期待する」とも語り、連合にも賃上げでの一定の役割を期待している。
岸田総理が賃上げを目指す中、自民党の茂木幹事長と麻生副総裁が経団連の十倉会長と会談を行った。
政府与党一体となって進める賃上げ!
岸田総理が賃上げに奔走している一方で、自民党の方も賃上げに奔走している。茂木幹事長と麻生副総裁がと十倉会長と会談を行い、その場でも賃上げを要請したのだ。
自民党の茂木敏充幹事長と麻生太郎副総裁らは11日、経団連の十倉雅和会長と東京都内で会談し、岸田文雄首相の提唱する「成長と分配の好循環」の実現に向けて賃上げへの協力を要請した。茂木氏は「重要課題への対応には安定政権の維持・強化が不可欠だ」として、今夏の参院選での支援も求めた。
茂木幹事長と麻生副総裁の要請に対して十倉会長は前向きな姿勢を示している。岸田総理が掲げる賃上げは、政府与党一体となって働きかけているのだ。
春闘で企業側がどのような回答を出すのか注目せずにはいられない。
岸田総理は、掲げたことを着実に実行に移してきている。この賃上げも実現するはずだ。今月中旬には岸田総理になって初の通常国会が召集される。通常国会で岸田総理が掲げる政策の道筋が見えてくる。
通常国会で見られる岸田総理の手腕に期待だ。